【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の北陸鉄道浅野川線 (七ツ屋駅～内灘駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.7万円/坪(17.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +23.6％( +11.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -58.1％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 21.2年から +12.8 ％増)。平均土地面積は 60.6 坪 (昨年 62.2 坪から -2.5 ％減)。平均建物面積は 39.0 坪 (昨年 47.6 坪から -18.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。内灘駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは内灘駅で昨年に比べ +31.7 ％、坪単価は 54.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(内灘駅)は +31.7 ％(坪単価 +13.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(七ツ屋駅)は +2.1 ％(坪単価 +2.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.9 分 → 2024年 15.9 分、-33.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 21.2 年 → 2024年 23.9 年、+12.8 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 44.2 ％ → 2024年 50.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 27.9 ％ → 2024年 22.2 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった七ツ屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +2.1％( +2.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった内灘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.8万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +31.7％( +13.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて -55.9％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 北陸鉄道浅野川線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 七ツ屋駅 | 101万/坪 (6.3年/37.8坪) | 98.6万/坪 (0.8年/45.9坪) | - |
| 上諸江駅 | 66.1万/坪 (29.0年/31.8坪) | - | - |
| 磯部駅 | - | - | - |
| 割出駅 | - | - | - |
| 三口駅 | - | - | - |
| 三ツ屋駅 | - | - | 71.5万/坪 (8.5年/31.8坪) |
| 大河端駅 | - | - | - |
| 蚊爪駅 | 49.6万/坪 (27.3年/42.4坪) | - | - |
| 粟ケ崎駅 | - | 49.4万/坪 (11.6年/45.1坪) | 8.2万/坪 (45.5年/40.8坪) |
| 内灘駅 | 54.8万/坪 (24.6年/65.2坪) | 41.6万/坪 (24.7年/66.6坪) | 45.9万/坪 (18.1年/54.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
内灘駅 54.8 万/坪(昨年同期比 +31.7 ％)
内灘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.8万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +31.7％( +13.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて -55.9％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 24.7年から -0.7 ％減)。平均土地面積は 65.2 坪 (昨年 66.6 坪から -2.0 ％減)。平均建物面積は 40.3 坪 (昨年 51.3 坪から -21.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 26.4 分 → 2024年 16.4 分、-38.0 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.6 ％ → 2024年 26.7 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 52.9 ％ → 2024年 46.7 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 17.6 ％ → 2024年 20.0 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 10.0 ％ → 2024年 6.7 ％)
七ツ屋駅 100.7 万/坪(昨年同期比 +2.1 ％)
七ツ屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +2.1％( +2.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 6.3年(昨年 0.8年から +730.5 ％増)。平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 45.9 坪から -17.6 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 30.8 坪から +3.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.0 分 → 2024年 10.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 0.8 年 → 2024年 6.3 年、+730.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示