【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期の北陸鉄道浅野川線 (七ツ屋駅～内灘駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.1万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -5.4％( -2.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 33 件(１年前(2021年)に比べて -10.8％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 18.0年(昨年 17.7年から +1.7 ％増)。平均土地面積は 52.1 坪 (昨年 63.2 坪から -17.5 ％減)。平均建物面積は 36.5 坪 (昨年 36.6 坪から -0.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。内灘駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは粟ケ崎駅で昨年に比べ -84.8 ％、坪単価は 8.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(内灘駅)は -3.6 ％(坪単価 -1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(粟ケ崎駅)は -84.8 ％(坪単価 -45.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 16.2 ％ → 2022年 12.1 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.4 ％ → 2022年 6.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 24.3 ％ → 2022年 36.4 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.8 ％ → 2022年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった内灘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -3.6％( -1.7万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 29 件(１年前(2021年)に比べて -9.4％( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった粟ケ崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -84.8％( -45.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 北陸鉄道浅野川線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 七ツ屋駅 | - | - | - |
| 上諸江駅 | - | - | - |
| 磯部駅 | - | 84.5万/坪 (1.5年/27.2坪) | - |
| 割出駅 | - | - | - |
| 三口駅 | - | - | - |
| 三ツ屋駅 | 71.5万/坪 (8.5年/31.8坪) | - | - |
| 大河端駅 | - | - | - |
| 蚊爪駅 | - | 63.0万/坪 (0.13年/48.4坪) | - |
| 粟ケ崎駅 | 8.2万/坪 (45.5年/40.8坪) | 53.7万/坪 (23.8年/49.2坪) | 70.6万/坪 (0.9年/37.1坪) |
| 内灘駅 | 45.9万/坪 (18.1年/54.6坪) | 47.6万/坪 (19.0年/66.1坪) | 40.5万/坪 (23.6年/62.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
内灘駅 45.9 万/坪(昨年同期比 -3.6 ％)
内灘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -3.6％( -1.7万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 29 件(１年前(2021年)に比べて -9.4％( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 18.1年(昨年 19.0年から -4.7 ％減)。平均土地面積は 54.6 坪 (昨年 66.1 坪から -17.4 ％減)。平均建物面積は 37.0 坪 (昨年 37.6 坪から -1.6 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 15.6 ％ → 2022年 10.3 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.2 ％ → 2022年 6.9 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.1 ％ → 2022年 37.9 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.4 ％ → 2022年 31.0 ％)
粟ケ崎駅 8.2 万/坪(昨年同期比 -84.8 ％)
粟ケ崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -84.8％( -45.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.5年(昨年 23.8年から +91.6 ％増)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 49.2 坪から -16.9 ％減)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 31.0 坪から +46.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.5 分 → 2022年 7.0 分、-39.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.8 年 → 2022年 45.5 年、+91.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示