【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期のJR三角線 (宇土駅~三角駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.1万円/坪(26.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +87.4%( +41.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて -23.5%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 17.0年から +36.9 %増)。平均土地面積は 110.5 坪 (昨年 100.4 坪から +10.1 %増)。平均建物面積は 37.3 坪 (昨年 56.8 坪から -34.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。宇土駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは宇土駅で昨年に比べ +37.2 %、坪単価は 93.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(宇土駅)は +37.2 %(坪単価 +25.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(三角駅)は -9.8 %(坪単価 -3.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 46.2 % → 2023年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 17.0 年 → 2023年 23.3 年、+36.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 7.7 % → 2023年 25.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 38.5 % → 2023年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇土駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.0万円/坪(28.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +37.2%( +25.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三角駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -9.8%( -3.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR三角線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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宇土駅 | 93.0万/坪 (23.1年/111坪) | 67.7万/坪 (6.8年/55.1坪) | 41.5万/坪 (21.3年/130坪) |
緑川駅 | - | 19.1万/坪 (27.8年/56.0坪) | - |
住吉駅 | - | - | |
肥後長浜駅 | - | 26.0万/坪 (36.8年/272坪) | - |
網田駅 | - | - | - |
赤瀬駅 | - | 0.17万/坪 (40.8年/203坪) | - |
石打ダム駅 | - | - | - |
波多浦駅 | - | - | - |
三角駅 | 34.2万/坪 (24.8年/109坪) | 37.9万/坪 (18.1年/145坪) | 32.1万/坪 (27.9年/106坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇土駅 93.0 万/坪(昨年同期比 +37.2 %)
宇土駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.0万円/坪(28.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +37.2%( +25.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.1年(昨年 6.8年から +242.3 %増)。平均土地面積は 110.7 坪 (昨年 55.1 坪から +100.8 %増)。平均建物面積は 36.7 坪 (昨年 30.4 坪から +20.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 % → 2023年 9.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 6.8 年 → 2023年 23.1 年、+242.3 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 83.3 % → 2023年 27.3 %)
三角駅 34.2 万/坪(昨年同期比 -9.8 %)
三角駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -9.8%( -3.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.8年(昨年 18.1年から +36.9 %増)。平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 144.8 坪から -24.8 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 105.1 坪から -58.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 18.1 年 → 2023年 24.8 年、+36.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示