【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年4月〜6月期のJR三角線 (宇土駅~三角駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.2万円/坪(19.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +54.8%( +22.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて -23.1%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.5年(昨年 27.6年から -40.2 %減)。平均土地面積は 88.0 坪 (昨年 182.8 坪から -51.8 %減)。平均建物面積は 44.9 坪 (昨年 108.1 坪から -58.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。宇土駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは宇土駅で昨年に比べ +8.9 %、坪単価は 80.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(宇土駅)は +8.9 %(坪単価 +6.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(三角駅)は -14.7 %(坪単価 -5.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 27.6 年 → 2020年 16.5 年、-40.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 44.4 % → 2020年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 55.4 分 → 2020年 78.0 分、+40.8 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇土駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.6万円/坪(24.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +8.9%( +6.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三角駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -14.7%( -5.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR三角線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宇土駅 | 80.6万/坪 (16.9年/101坪) | 74.0万/坪 (10.3年/197坪) | 43.6万/坪 (18.8年/112坪) |
緑川駅 | - | - | |
住吉駅 | - | - | - |
肥後長浜駅 | - | - | - |
網田駅 | - | 9.9万/坪 (44.3年/121坪) | - |
赤瀬駅 | - | - | - |
石打ダム駅 | - | - | - |
波多浦駅 | - | 31.6万/坪 (0年/169坪) | - |
三角駅 | 31.3万/坪 (15.3年/75.3坪) | 36.7万/坪 (30.9年/188坪) | 42.4万/坪 (22.3年/90.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇土駅 80.6 万/坪(昨年同期比 +8.9 %)
宇土駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.6万円/坪(24.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +8.9%( +6.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.9年(昨年 10.3年から +65.0 %増)。平均土地面積は 100.7 坪 (昨年 196.6 坪から -48.8 %減)。平均建物面積は 40.5 坪 (昨年 100.3 坪から -59.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 48.0 分 → 2020年 36.0 分、-25.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 10.3 年 → 2020年 16.9 年、+65.0 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 33.3 %)
三角駅 31.3 万/坪(昨年同期比 -14.7 %)
三角駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -14.7%( -5.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.3年(昨年 30.9年から -50.6 %減)。平均土地面積は 75.3 坪 (昨年 187.6 坪から -59.8 %減)。平均建物面積は 53.7 坪 (昨年 116.0 坪から -53.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 30.9 年 → 2020年 15.3 年、-50.6 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 76.6 分 → 2020年 120.0 分、+56.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示