【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR烏山線 (宝積寺駅～烏山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.4万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -31.3％( -20.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2023年)に比べて +7.7％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 34.9年(昨年 18.5年から +88.8 ％増)。平均土地面積は 111.7 坪 (昨年 109.0 坪から +2.4 ％増)。平均建物面積は 36.7 坪 (昨年 31.9 坪から +15.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。宝積寺駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは烏山駅で昨年に比べ -95.2 ％、坪単価は 2.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(宝積寺駅)は -6.2 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(烏山駅)は -95.2 ％(坪単価 -45.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 45.5 ％ → 2024年 16.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 18.5 年 → 2024年 34.9 年、+88.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 34.5 分 → 2024年 41.4 分、+19.9 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 ％ → 2024年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宝積寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.6万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -6.2％( -3.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった烏山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -95.2％( -45.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR烏山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宝積寺駅 | 54.6万/坪 (28.0年/79.3坪) | 58.2万/坪 (24.7年/97.7坪) | 85.9万/坪 (14.3年/89.0坪) |
| 下野花岡駅 | - | - | - |
| 仁井田駅 | - | 112万/坪 (4.0年/154坪) | - |
| 鴻野山駅 | 5.5万/坪 (0年/260坪) | - | - |
| 大金駅 | - | - | - |
| 小塙駅 | - | - | - |
| 滝駅 | - | - | - |
| 烏山駅 | 2.3万/坪 (55.4年/183坪) | 47.5万/坪 (11.0年/109坪) | 11.3万/坪 (27.7年/174坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宝積寺駅 54.6 万/坪(昨年同期比 -6.2 ％)
宝積寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.6万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -6.2％( -3.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.0年(昨年 24.7年から +13.3 ％増)。平均土地面積は 79.3 坪 (昨年 97.7 坪から -18.8 ％減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 32.6 坪から +7.1 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 57.1 ％ → 2024年 22.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 24.7 年 → 2024年 28.0 年、+13.3 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
烏山駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -95.2 ％)
烏山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -95.2％( -45.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 55.4年(昨年 11.0年から +403.1 ％増)。平均土地面積は 183.0 坪 (昨年 108.9 坪から +68.1 ％増)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 31.0 坪から +41.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 120.0 分 → 2024年 68.8 分、-42.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 11.0 年 → 2024年 55.4 年、+403.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示