【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR烏山線 (宝積寺駅～烏山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.9万円/坪(12.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -29.5％( -17.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -42.9％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.4年(昨年 20.8年から +56.0 ％増)。平均土地面積は 131.0 坪 (昨年 77.3 坪から +69.6 ％増)。平均建物面積は 51.6 坪 (昨年 40.7 坪から +26.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。宝積寺駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは宝積寺駅で昨年に比べ +8.6 ％、坪単価は 70.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(宝積寺駅)は +8.6 ％(坪単価 +5.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(烏山駅)は -53.9 ％(坪単価 -30.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.8 年 → 2022年 32.4 年、+56.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 26.4 分 → 2022年 34.5 分、+30.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.2 ％ → 2022年 37.5 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 18.2 ％ → 2022年 12.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宝積寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.5万円/坪(21.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +8.6％( +5.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった烏山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.0万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -53.9％( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR烏山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宝積寺駅 | 70.5万/坪 (10.8年/83.2坪) | 64.9万/坪 (12.9年/81.8坪) | 71.3万/坪 (0.09年/98.6坪) |
| 下野花岡駅 | 10.7万/坪 (37.8年/215坪) | - | - |
| 仁井田駅 | - | - | - |
| 鴻野山駅 | - | - | 46.8万/坪 (13.8年/206坪) |
| 大金駅 | 27.3万/坪 (45.8年/24.2坪) | - | - |
| 小塙駅 | - | 1.6万/坪 (40.8年/99.8坪) | - |
| 滝駅 | - | - | - |
| 烏山駅 | 26.0万/坪 (47.8年/187坪) | 56.4万/坪 (32.4年/56.0坪) | 25.0万/坪 (12.8年/75.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宝積寺駅 70.5 万/坪(昨年同期比 +8.6 ％)
宝積寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.5万円/坪(21.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +8.6％( +5.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.8年(昨年 12.9年から -16.6 ％減)。平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 81.8 坪から +1.6 ％増)。平均建物面積は 44.4 坪 (昨年 43.9 坪から +1.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 12.9 年 → 2022年 10.8 年、-16.6 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.4 分 → 2022年 22.7 分、-25.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 ％ → 2022年 33.3 ％)
烏山駅 26.0 万/坪(昨年同期比 -53.9 ％)
烏山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.0万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -53.9％( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 47.8年(昨年 32.4年から +47.3 ％増)。平均土地面積は 186.5 坪 (昨年 56.0 坪から +233.3 ％増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 30.8 坪から +52.5 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 32.4 年 → 2022年 47.8 年、+47.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 18.8 分 → 2022年 54.7 分、+191.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示