【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期のJR烏山線 (宝積寺駅～烏山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.6万円/坪(20.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +37.9％( +18.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 9.8年(昨年 12.3年から -20.4 ％減)。平均土地面積は 65.2 坪 (昨年 115.1 坪から -43.3 ％減)。平均建物面積は 35.7 坪 (昨年 43.1 坪から -17.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。宝積寺駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは烏山駅で昨年に比べ +207.3 ％、坪単価は 66.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(烏山駅)は +207.3 ％(坪単価 +44.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宝積寺駅)は +10.1 ％(坪単価 +6.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 12.3 年 → 2022年 9.8 年、-20.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 41.9 分 → 2022年 34.1 分、-18.5 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 ％ → 2022年 37.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宝積寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.0万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +10.1％( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鴻野山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +103.2％( +19.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR烏山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宝積寺駅 | 74.0万/坪 (7.3年/59.7坪) | 67.2万/坪 (9.7年/103坪) | 83.2万/坪 (15.6年/98.8坪) |
| 下野花岡駅 | - | - | - |
| 仁井田駅 | - | - | - |
| 鴻野山駅 | 38.1万/坪 (27.3年/99.8坪) | 18.8万/坪 (26.3年/206坪) | - |
| 大金駅 | - | - | 13.6万/坪 (25.3年/115坪) |
| 小塙駅 | - | - | |
| 滝駅 | - | - | - |
| 烏山駅 | 66.1万/坪 (7.3年/63.5坪) | 21.5万/坪 (11.3年/105坪) | 29.0万/坪 (29.8年/160坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
烏山駅 66.1 万/坪(昨年同期比 +207.3 ％)
烏山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +207.3％( +44.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 7.3年(昨年 11.3年から -35.5 ％減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 104.9 坪から -39.4 ％減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 40.8 坪から -14.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 11.3 年 → 2022年 7.3 年、-35.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 69.3 分 → 2022年 120.0 分、+73.1 ％と大きく増加)
宝積寺駅 74.0 万/坪(昨年同期比 +10.1 ％)
宝積寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.0万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +10.1％( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 7.3年(昨年 9.7年から -24.9 ％減)。平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 103.2 坪から -42.1 ％減)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 43.3 坪から -18.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 9.7 年 → 2022年 7.3 年、-24.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 27.8 分 → 2022年 21.3 分、-23.3 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示