【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期のJR花輪線 (好摩駅～兄畑駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -17.6％( -3.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2022年)に比べて -27.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.0年(昨年 35.0年から +5.8 ％増)。平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 197.5 坪から -35.7 ％減)。平均建物面積は 45.6 坪 (昨年 37.5 坪から +21.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(平館駅)は -25.0 ％(坪単価 -4.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(好摩駅)は -58.6 ％(坪単価 -15.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 51.9 分 → 2023年 41.8 分、-19.6 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 ％ → 2023年 62.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 37.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大更駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -30.0％( -8.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった好摩駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -58.6％( -15.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR花輪線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 好摩駅 | 11.3万/坪 (36.8年/106坪) | 27.2万/坪 (23.8年/191坪) | - |
| 東大更駅 | - | - | 10.6万/坪 (49.8年/545坪) |
| 大更駅 | 20.3万/坪 (39.2年/162坪) | 29.0万/坪 (37.0年/170坪) | 11.8万/坪 (51.3年/99.8坪) |
| 平館駅 | 12.4万/坪 (26.8年/63.5坪) | 16.5万/坪 (0年/303坪) | 15.3万/坪 (54.8年/96.8坪) |
| 北森駅 | - | 10.2万/坪 (35.8年/195坪) | - |
| 松尾八幡平駅 | - | - | - |
| 安比高原駅 | - | - | - |
| 赤坂田駅 | - | - | - |
| 荒屋新町駅 | - | - | - |
| 田山駅 | - | - | - |
| 兄畑駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平館駅 12.4 万/坪(昨年同期比 -25.0 ％)
平館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -25.0％( -4.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 302.5 坪から -79.0 ％減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 24.2 坪から +0.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.0 分 → 2023年 28.0 分、+133.3 ％と大きく増加)
好摩駅 11.3 万/坪(昨年同期比 -58.6 ％)
好摩駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -58.6％( -15.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 36.8年(昨年 23.8年から +54.7 ％増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 190.6 坪から -44.4 ％減)。平均建物面積は 47.6 坪 (昨年 40.1 坪から +18.9 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 23.8 年 → 2023年 36.8 年、+54.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.0 分 → 2023年 11.5 分、+43.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示