【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR大船渡線 (一ノ関駅~新月駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -27.6%( -14.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.8年(昨年 16.9年から +59.2 %増)。平均土地面積は 145.4 坪 (昨年 171.5 坪から -15.2 %減)。平均建物面積は 49.8 坪 (昨年 94.4 坪から -47.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。陸中門崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは陸中門崎駅で昨年に比べ +95.6 %、坪単価は 15.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(陸中門崎駅)は +95.6 %(坪単価 +7.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(一ノ関駅)は -22.4 %(坪単価 -12.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.9 年 → 2024年 26.8 年、+59.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 21.8 分 → 2024年 32.9 分、+51.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.8 % → 2024年 45.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった一ノ関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.0万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -22.4%( -12.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて -7.7%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸中門崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.7万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +95.6%( +7.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR大船渡線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
一ノ関駅 | 43.0万/坪 (25.5年/139坪) | 55.4万/坪 (16.3年/166坪) | 38.0万/坪 (30.9年/88.7坪) |
真滝駅 | 34.6万/坪 (22.0年/118坪) | - | - |
陸中門崎駅 | 15.7万/坪 (20.0年/224坪) | 8.0万/坪 (24.0年/303坪) | 54.6万/坪 (5.0年/60.5坪) |
岩ノ下駅 | - | - | - |
陸中松川駅 | - | - | - |
猊鼻渓駅 | - | - | 2.6万/坪 (49.0年/203坪) |
柴宿駅 | - | - | - |
摺沢駅 | - | - | - |
千厩駅 | 3.9万/坪 (49.0年/172坪) | - | - |
小梨駅 | - | - | - |
矢越駅 | - | - | - |
折壁駅 | - | - | - |
新月駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
陸中門崎駅 15.7 万/坪(昨年同期比 +95.6 %)
陸中門崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.7万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +95.6%( +7.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.0年(昨年 24.0年から -16.7 %減)。平均土地面積は 223.9 坪 (昨年 302.5 坪から -26.0 %減)。平均建物面積は 63.5 坪 (昨年 34.8 坪から +82.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 24.0 年 → 2024年 20.0 年、-16.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.0 分 → 2024年 30.0 分、+275.0 %と大きく増加)
一ノ関駅 43.0 万/坪(昨年同期比 -22.4 %)
一ノ関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.0万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -22.4%( -12.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて -7.7%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 16.3年から +56.9 %増)。平均土地面積は 138.9 坪 (昨年 166.2 坪から -16.5 %減)。平均建物面積は 50.1 坪 (昨年 99.8 坪から -49.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 37.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.3 年 → 2024年 25.5 年、+56.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 23.1 分 → 2024年 35.6 分、+54.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 37.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示