【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期のJR小野田線 (小野田駅~長門本山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -42.7%( -16.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.5年(昨年 22.8年から +68.8 %増)。平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 69.8 坪から +38.7 %増)。平均建物面積は 32.2 坪 (昨年 44.8 坪から -28.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。小野田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小野田駅で昨年に比べ +48.9 %、坪単価は 41.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(小野田駅)は +48.9 %(坪単価 +13.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南中川駅)は -60.1 %(坪単価 -11.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 38.9 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 22.8 年 → 2022年 38.5 年、+68.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 17.1 分 → 2022年 20.2 分、+18.3 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 % → 2022年 55.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小野田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +48.9%( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南中川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -60.1%( -11.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR小野田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小野田駅 | 41.3万/坪 (29.4年/113坪) | 27.7万/坪 (25.4年/57.5坪) | 35.7万/坪 (24.0年/136坪) |
目出駅 | 3.8万/坪 (38.0年/45.4坪) | - | - |
南中川駅 | 7.6万/坪 (0年/24.2坪) | 18.9万/坪 (19.5年/69.6坪) | - |
南小野田駅 | - | 42.9万/坪 (14.0年/62.0坪) | 18.9万/坪 (52.0年/251坪) |
小野田港駅 | - | 19.3万/坪 (0年/84.7坪) | - |
雀田駅 | 7.9万/坪 (0年/96.8坪) | - | - |
長門長沢駅 | - | - | - |
妻崎駅 | - | 68.6万/坪 (9.7年/63.5坪) | 48.2万/坪 (29.7年/198坪) |
居能駅 | 4.6万/坪 (53.0年/171坪) | - | 11.1万/坪 (28.0年/118坪) |
宇部新川駅 | 23.6万/坪 (41.8年/78.7坪) | 40.1万/坪 (31.2年/83.4坪) | 10.2万/坪 (31.4年/143坪) |
浜河内駅 | - | - | - |
長門本山駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小野田駅 41.3 万/坪(昨年同期比 +48.9 %)
小野田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +48.9%( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 25.4年から +15.5 %増)。平均土地面積は 112.9 坪 (昨年 57.5 坪から +96.5 %増)。平均建物面積は 29.2 坪 (昨年 46.3 坪から -36.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 28.4 分 → 2022年 22.3 分、-21.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 25.4 年 → 2022年 29.4 年、+15.5 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 33.3 %)
南中川駅 7.6 万/坪(昨年同期比 -60.1 %)
南中川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -60.1%( -11.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 69.6 坪から -65.2 %減)。平均建物面積は 10.6 坪 (昨年 45.4 坪から -76.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.0 分 → 2022年 9.0 分、+28.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示