【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期の水間鉄道 (貝塚駅～水間観音駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.2万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -35.3％( -22.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -64.0％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.4年(昨年 15.2年から +73.8 ％増)。平均土地面積は 85.4 坪 (昨年 52.2 坪から +63.5 ％増)。平均建物面積は 49.7 坪 (昨年 35.9 坪から +38.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。三ケ山口駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは森駅で昨年に比べ -61.5 ％、坪単価は 34.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(三ケ山口駅)は -10.4 ％(坪単価 -4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(森駅)は -61.5 ％(坪単価 -54.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 8.0 ％ → 2024年 25.0 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 16.0 ％ → 2024年 11.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 15.2 年 → 2024年 26.4 年、+73.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.2 分 → 2024年 15.2 分、+25.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 66.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった貝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.3万円/坪(13.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -26.7％( -15.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -61.5％( -54.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 水間鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 貝塚駅 | 43.3万/坪 (22.8年/40.8坪) | 59.0万/坪 (25.3年/36.6坪) | 75.2万/坪 (27.8年/124坪) |
| 貝塚市役所前駅 | - | - | 66.1万/坪 (13.3年/37.8坪) |
| 近義の里駅 | - | 114万/坪 (-0.75年/51.4坪) | - |
| 石才駅 | 43.1万/坪 (44.3年/72.6坪) | - | 30.2万/坪 (28.3年/27.2坪) |
| 清児駅 | - | - | 37.3万/坪 (32.3年/31.8坪) |
| 名越駅 | - | 46.0万/坪 (25.3年/46.9坪) | - |
| 森駅 | 34.4万/坪 (27.3年/63.5坪) | 89.2万/坪 (7.5年/56.7坪) | 50.0万/坪 (19.5年/35.5坪) |
| 三ツ松駅 | 39.6万/坪 (24.8年/209坪) | 80.7万/坪 (2.9年/39.8坪) | 80.8万/坪 (5.3年/45.4坪) |
| 三ケ山口駅 | 41.3万/坪 (25.3年/49.9坪) | 46.1万/坪 (35.3年/161坪) | - |
| 水間観音駅 | - | 49.6万/坪 (13.3年/39.5坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三ケ山口駅 41.3 万/坪(昨年同期比 -10.4 ％)
三ケ山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -10.4％( -4.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 35.3年から -28.4 ％減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 161.1 坪から -69.0 ％減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 72.6 坪から -50.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 35.3 年 → 2024年 25.3 年、-28.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.5 分 → 2024年 14.0 分、+47.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
森駅 34.4 万/坪(昨年同期比 -61.5 ％)
森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -61.5％( -54.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 7.5年から +263.4 ％増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 56.7 坪から +12.0 ％増)。平均建物面積は 75.6 坪 (昨年 37.1 坪から +104.1 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 7.5 年 → 2024年 27.3 年、+263.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.5 分 → 2024年 25.0 分、+85.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示