【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の水間鉄道 (貝塚駅~水間観音駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.4万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +104.6%( +30.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2022年)に比べて +45.5%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.3年(昨年 35.6年から -45.8 %減)。平均土地面積は 53.3 坪 (昨年 40.7 坪から +31.0 %増)。平均建物面積は 32.0 坪 (昨年 33.6 坪から -4.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。名越駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは水間観音駅で昨年に比べ +198.2 %、坪単価は 62.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(水間観音駅)は +198.2 %(坪単価 +41.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(名越駅)は +48.1 %(坪単価 +9.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 35.6 年 → 2023年 19.3 年、-45.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.8 分 → 2023年 9.1 分、-38.3 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 9.1 % → 2023年 31.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった貝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.9万円/坪(24.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +140.2%( +46.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった名越駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.0万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +48.1%( +9.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
水間鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
貝塚駅 | 79.9万/坪 (10.3年/77.9坪) | 33.3万/坪 (35.9年/43.1坪) | 44.3万/坪 (28.3年/49.1坪) |
貝塚市役所前駅 | - | - | - |
近義の里駅 | 51.0万/坪 (35.0年/44.6坪) | - | 42.4万/坪 (33.0年/36.8坪) |
石才駅 | 73.9万/坪 (11.5年/32.5坪) | - | 110万/坪 (0年/22.7坪) |
清児駅 | - | - | - |
名越駅 | 28.0万/坪 (45.0年/28.7坪) | 18.9万/坪 (32.0年/39.3坪) | - |
森駅 | 80.5万/坪 (14.0年/72.6坪) | - | 73.6万/坪 (15.3年/66.0坪) |
三ツ松駅 | 53.7万/坪 (27.0年/68.1坪) | - | 27.5万/坪 (36.0年/34.8坪) |
三ケ山口駅 | 2.5万/坪 (32.0年/12.1坪) | - | 57.4万/坪 (9.5年/37.1坪) |
水間観音駅 | 62.6万/坪 (1.0年/34.8坪) | 21.0万/坪 (40.0年/24.2坪) | 16.1万/坪 (28.0年/46.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
水間観音駅 62.6 万/坪(昨年同期比 +198.2 %)
水間観音駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.6万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +198.2%( +41.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 40.0年から -97.5 %減)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 24.2 坪から +43.8 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 25.7 坪から +11.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 40.0 年 → 2023年 1.0 年、-97.5 %と大きく減少)
名越駅 28.0 万/坪(昨年同期比 +48.1 %)
名越駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.0万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +48.1%( +9.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.0年(昨年 32.0年から +40.6 %増)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 39.3 坪から -26.9 %減)。平均建物面積は 19.7 坪 (昨年 31.8 坪から -38.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 9.5 分 → 2023年 5.0 分、-47.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 32.0 年 → 2023年 45.0 年、+40.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示