【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の水間鉄道 (貝塚駅～水間観音駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.7万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -19.8％( -13.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(１年前(2021年)に比べて +26.7％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.9年(昨年 15.1年から +51.9 ％増)。平均土地面積は 55.2 坪 (昨年 48.0 坪から +15.1 ％増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 45.1 坪から -5.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。貝塚駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは水間観音駅で昨年に比べ -64.8 ％、坪単価は 43.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(貝塚駅)は -14.5 ％(坪単価 -8.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(水間観音駅)は -64.8 ％(坪単価 -80.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 ％ → 2022年 23.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.1 年 → 2022年 22.9 年、+51.9 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 9.9 分 → 2022年 11.2 分、+13.6 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.3 ％ → 2022年 23.5 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 26.7 ％ → 2022年 15.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.7万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -20.3％( -13.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった水間観音駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -64.8％( -80.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 水間鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 貝塚駅 | 49.7万/坪 (26.9年/48.1坪) | 58.2万/坪 (16.5年/41.8坪) | 39.7万/坪 (33.5年/28.7坪) |
| 貝塚市役所前駅 | - | - | 52.9万/坪 (24.5年/424坪) |
| 近義の里駅 | 120万/坪 (0.5年/45.4坪) | - | 57.9万/坪 (51.5年/51.4坪) |
| 石才駅 | - | - | 73.5万/坪 (17.3年/46.1坪) |
| 清児駅 | 9.8万/坪 (33.5年/121坪) | - | 9.2万/坪 (45.5年/30.3坪) |
| 名越駅 | - | 29.2万/坪 (45.5年/46.9坪) | - |
| 森駅 | 52.7万/坪 (18.2年/40.3坪) | 66.1万/坪 (9.5年/34.8坪) | 74.7万/坪 (9.5年/51.4坪) |
| 三ツ松駅 | - | 78.1万/坪 (8.8年/71.6坪) | 69.8万/坪 (9.5年/45.4坪) |
| 三ケ山口駅 | 75.2万/坪 (11.5年/123坪) | - | - |
| 水間観音駅 | 43.9万/坪 (24.0年/55.2坪) | 125万/坪 (0.5年/46.9坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
貝塚駅 49.7 万/坪(昨年同期比 -14.5 ％)
貝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.7万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -14.5％( -8.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +22.2％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.9年(昨年 16.5年から +62.6 ％増)。平均土地面積は 48.1 坪 (昨年 41.8 坪から +15.0 ％増)。平均建物面積は 49.6 坪 (昨年 52.6 坪から -5.6 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 22.2 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 ％ → 2022年 22.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 16.5 年 → 2022年 26.9 年、+62.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 10.1 分 → 2022年 11.7 分、+16.0 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 ％ → 2022年 18.2 ％)
水間観音駅 43.9 万/坪(昨年同期比 -64.8 ％)
水間観音駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -64.8％( -80.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 0.5年から +4664.9 ％増)。平均土地面積は 55.2 坪 (昨年 46.9 坪から +17.7 ％増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 27.2 坪から +8.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.0 分 → 2022年 7.5 分、-25.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 0.5 年 → 2022年 24.0 年、+4664.9 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示