【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR赤穂線 (相生駅～備前福河駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.9万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -45.3％( -22.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2019年)に比べて +88.9％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.0年(昨年 23.8年から +68.2 ％増)。平均土地面積は 101.4 坪 (昨年 58.0 坪から +74.9 ％増)。平均建物面積は 56.7 坪 (昨年 32.8 坪から +72.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。相生駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは坂越駅で昨年に比べ -78.0 ％、坪単価は 12.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(相生駅)は -6.9 ％(坪単価 -4.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(坂越駅)は -78.0 ％(坪単価 -43.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 23.8 年 → 2020年 40.0 年、+68.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 42.9 ％ → 2020年 62.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.2万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -6.9％( -4.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった坂越駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -78.0％( -43.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR赤穂線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 相生駅 | 56.2万/坪 (33.5年/60.5坪) | 60.4万/坪 (33.5年/57.5坪) | 46.5万/坪 (25.5年/38.2坪) |
| 西相生駅 | - | - | - |
| 坂越駅 | 12.2万/坪 (34.5年/78.7坪) | 55.5万/坪 (0.5年/56.0坪) | 2.9万/坪 (44.5年/29.5坪) |
| 播州赤穂駅 | 21.8万/坪 (42.4年/116坪) | 33.3万/坪 (32.9年/61.0坪) | 40.7万/坪 (31.5年/42.4坪) |
| 天和駅 | - | - | - |
| 備前福河駅 | 4.8万/坪 (47.5年/81.7坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
相生駅 56.2 万/坪(昨年同期比 -6.9 ％)
相生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.2万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -6.9％( -4.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 33.5年から +0.0 ％増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 57.5 坪から +5.3 ％増)。平均建物面積は 48.9 坪 (昨年 30.3 坪から +61.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 26.0 分 → 2020年 18.0 分、-30.8 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 50.0 ％)
坂越駅 12.2 万/坪(昨年同期比 -78.0 ％)
坂越駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -78.0％( -43.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 0.5年から +6749.5 ％増)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 56.0 坪から +40.5 ％増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 33.3 坪から +22.7 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.5 年 → 2020年 34.5 年、+6749.5 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 12.2 分 → 2020年 30.0 分、+144.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示