【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期のJR赤穂線 (相生駅～備前福河駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -25.3％( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 20 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 23.4年から +16.9 ％増)。平均土地面積は 113.1 坪 (昨年 119.5 坪から -5.4 ％減)。平均建物面積は 63.9 坪 (昨年 75.0 坪から -14.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。相生駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは播州赤穂駅で昨年に比べ -34.8 ％、坪単価は 29.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(相生駅)は -13.1 ％(坪単価 -6.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(播州赤穂駅)は -34.8 ％(坪単価 -15.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 23.0 分 → 2020年 17.6 分、-23.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 42.9 ％ → 2020年 31.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 23.4 年 → 2020年 27.3 年、+16.9 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 31.2 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 21.4 ％ → 2020年 18.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.0万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -13.1％( -6.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった坂越駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -26.8％( -4.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR赤穂線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 相生駅 | 45.0万/坪 (20.0年/43.9坪) | 51.8万/坪 (25.4年/91.1坪) | 12.0万/坪 (0年/35.3坪) |
| 西相生駅 | - | - | - |
| 坂越駅 | 11.3万/坪 (27.0年/116坪) | 15.4万/坪 (23.5年/121坪) | 14.9万/坪 (30.5年/54.5坪) |
| 播州赤穂駅 | 29.0万/坪 (27.6年/97.6坪) | 44.4万/坪 (21.9年/137坪) | 41.3万/坪 (31.7年/79.9坪) |
| 天和駅 | 58.3万/坪 (33.5年/337坪) | - | - |
| 備前福河駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
相生駅 45.0 万/坪(昨年同期比 -13.1 ％)
相生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.0万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -13.1％( -6.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.0年(昨年 25.4年から -21.3 ％減)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 91.1 坪から -51.8 ％減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 42.7 坪から -18.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 25.4 年 → 2020年 20.0 年、-21.3 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 ％ → 2020年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 14.6 分 → 2020年 17.3 分、+18.7 ％と増加)
播州赤穂駅 29.0 万/坪(昨年同期比 -34.8 ％)
播州赤穂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.0万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -34.8％( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 21.9年から +26.3 ％増)。平均土地面積は 97.6 坪 (昨年 136.9 坪から -28.7 ％減)。平均建物面積は 58.5 坪 (昨年 107.4 坪から -45.5 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 42.9 ％ → 2020年 30.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 21.9 年 → 2020年 27.6 年、+26.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示