【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期の阪急宝塚本線 (川西能勢口駅~宝塚駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.6万円/坪(19.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -25.0%( -21.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて -74.4%( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.4年(昨年 27.3年から +22.4 %増)。平均土地面積は 92.1 坪 (昨年 53.1 坪から +73.3 %増)。平均建物面積は 88.0 坪 (昨年 34.6 坪から +154.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。中山観音駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは清荒神駅で昨年に比べ -97.5 %、坪単価は 3.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(売布神社駅)は +3.7 %(坪単価 +4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(清荒神駅)は -97.5 %(坪単価 -128.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 25.8 分 → 2023年 14.3 分、-44.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 27.3 年 → 2023年 33.4 年、+22.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 45.5 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 27.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった売布神社駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +3.7%( +4.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった清荒神駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -97.5%( -128.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪急宝塚本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
川西能勢口駅 | 29.0万/坪 (54.5年/72.1坪) | 66.6万/坪 (28.2年/60.9坪) | 64.3万/坪 (26.8年/54.9坪) |
雲雀丘花屋敷駅 | - | 48.6万/坪 (45.7年/47.5坪) | 126万/坪 (11.8年/48.2坪) |
山本駅 | 53.8万/坪 (36.5年/200坪) | 117万/坪 (28.7年/43.4坪) | 122万/坪 (19.8年/64.8坪) |
中山観音駅 | 115万/坪 (12.8年/52.9坪) | 117万/坪 (26.5年/71.6坪) | 75.7万/坪 (25.9年/64.5坪) |
売布神社駅 | 126万/坪 (0.5年/30.3坪) | 121万/坪 (28.5年/40.8坪) | 78.5万/坪 (32.0年/67.4坪) |
清荒神駅 | 3.3万/坪 (55.5年/9.1坪) | 132万/坪 (0.5年/37.1坪) | 153万/坪 (26.9年/40.8坪) |
宝塚駅 | - | 112万/坪 (18.8年/48.8坪) | 101万/坪 (16.3年/118坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
売布神社駅 125.9 万/坪(昨年同期比 +3.7 %)
売布神社駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +3.7%( +4.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.5年(昨年 28.5年から -98.2 %減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 40.8 坪から -25.9 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 23.4 坪から +35.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 28.5 年 → 2023年 0.5 年、-98.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.7 分 → 2023年 15.0 分、+28.6 %と大きく増加)
清荒神駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -97.5 %)
清荒神駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -97.5%( -128.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 55.5年(昨年 0.5年から +10917.4 %増)。平均土地面積は 9.1 坪 (昨年 37.1 坪から -75.5 %減)。平均建物面積は 9.1 坪 (昨年 31.8 坪から -71.4 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 0.5 年 → 2023年 55.5 年、+10917.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.0 分 → 2023年 14.0 分、+75.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示