【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅~賢島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.1万円/坪(4.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -31.8%( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2022年)に比べて -5.6%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 34.8年(昨年 37.7年から -7.7 %減)。平均土地面積は 85.9 坪 (昨年 124.8 坪から -31.2 %減)。平均建物面積は 31.3 坪 (昨年 68.7 坪から -54.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(松尾駅)は +573.7 %(坪単価 +11.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵜方駅)は -71.9 %(坪単価 -25.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 46.7 % → 2023年 43.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 43.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +573.7%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -71.9%( -25.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄志摩線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥羽駅 | - | 2.3万/坪 (54.3年/363坪) | 11.2万/坪 (41.3年/90.8坪) |
中之郷駅 | - | - | 8.0万/坪 (0年/299坪) |
志摩赤崎駅 | - | 5.8万/坪 (33.3年/221坪) | - |
船津駅 | 7.3万/坪 (44.3年/28.7坪) | - | 5.1万/坪 (42.3年/28.7坪) |
加茂駅 | - | - | - |
松尾駅 | 13.7万/坪 (50.3年/68.1坪) | 2.0万/坪 (43.3年/136坪) | - |
白木駅 | - | - | - |
沓掛駅 | - | - | - |
上之郷駅 | - | - | 12.1万/坪 (44.3年/123坪) |
志摩磯部駅 | - | 2.9万/坪 (46.3年/38.8坪) | 1.6万/坪 (33.3年/57.5坪) |
穴川駅 | 15.0万/坪 (30.3年/66.6坪) | - | - |
志摩横山駅 | 33.9万/坪 (24.3年/75.6坪) | - | 8.4万/坪 (57.3年/127坪) |
鵜方駅 | 10.1万/坪 (37.0年/103坪) | 35.8万/坪 (32.8年/117坪) | 21.6万/坪 (33.4年/115坪) |
志摩神明駅 | 27.2万/坪 (29.3年/75.6坪) | - | 2.5万/坪 (49.3年/115坪) |
賢島駅 | 8.0万/坪 (20.3年/127坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
松尾駅 13.7 万/坪(昨年同期比 +573.7 %)
松尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +573.7%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 50.3年(昨年 43.3年から +16.2 %増)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 136.1 坪から -50.0 %減)。平均建物面積は 16.6 坪 (昨年 59.0 坪から -71.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 43.3 年 → 2023年 50.3 年、+16.2 %と増加)
鵜方駅 10.1 万/坪(昨年同期比 -71.9 %)
鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -71.9%( -25.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.0年(昨年 32.8年から +12.7 %増)。平均土地面積は 103.3 坪 (昨年 117.5 坪から -12.1 %減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 28.1 坪から +24.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 28.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 32.8 年 → 2023年 37.0 年、+12.7 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 58.7 分 → 2023年 97.9 分、+66.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 57.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示