【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅~賢島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.6万円/坪(5.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +36.9%( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(1年前(2020年)に比べて +64.7%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.7年(昨年 39.4年から -6.8 %減)。平均土地面積は 104.8 坪 (昨年 90.2 坪から +16.2 %増)。平均建物面積は 36.2 坪 (昨年 34.0 坪から +6.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。鵜方駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは船津駅で昨年に比べ +267.2 %、坪単価は 67.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(船津駅)は +267.2 %(坪単価 +49.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳥羽駅)は -40.0 %(坪単価 -1.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 77.3 分 → 2021年 60.5 分、-21.7 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 32.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 64.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった船津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.4万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +267.2%( +49.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -40.0%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
近鉄志摩線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥羽駅 | 2.0万/坪 (66.6年/33.3坪) | 3.3万/坪 (0年/45.4坪) | - |
中之郷駅 | - | - | 1.1万/坪 (59.5年/27.2坪) |
志摩赤崎駅 | - | 8.8万/坪 (37.5年/81.7坪) | - |
船津駅 | 67.4万/坪 (25.0年/99.8坪) | 18.4万/坪 (24.5年/303坪) | - |
加茂駅 | - | - | - |
松尾駅 | - | - | 19.8万/坪 (46.5年/52.9坪) |
白木駅 | - | - | - |
沓掛駅 | 5.8万/坪 (39.5年/215坪) | - | - |
上之郷駅 | - | - | - |
志摩磯部駅 | 66.1万/坪 (41.0年/212坪) | 21.0万/坪 (36.8年/55.6坪) | 17.1万/坪 (30.8年/177坪) |
穴川駅 | - | - | - |
志摩横山駅 | - | - | 8.9万/坪 (22.5年/121坪) |
鵜方駅 | 13.1万/坪 (35.8年/97.7坪) | 6.6万/坪 (42.8年/91.9坪) | 28.5万/坪 (29.4年/133坪) |
志摩神明駅 | - | 69.1万/坪 (0年/54.5坪) | - |
賢島駅 | - | - | 28.0万/坪 (30.5年/333坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
船津駅 67.4 万/坪(昨年同期比 +267.2 %)
船津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.4万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +267.2%( +49.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 24.5年から +2.0 %増)。平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 302.5 坪から -67.0 %減)。平均建物面積は 44.6 坪 (昨年 54.5 坪から -18.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 21.0 分 → 2021年 17.7 分、-15.9 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 50.0 %)
鳥羽駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -40.0 %)
鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -40.0%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 45.4 坪から -26.7 %減)。平均建物面積は 15.1 坪 (昨年 15.1 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 26.0 分 → 2021年 16.0 分、-38.5 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示