【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期の九州新幹線 (出水駅~鹿児島中央駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.3万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -37.2%( -14.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 54 件(1年前(2021年)に比べて +28.6%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 107.2 坪 (昨年 93.7 坪から +14.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。鹿児島中央駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは出水駅で昨年に比べ -87.0 %、坪単価は 1.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(鹿児島中央駅)は -6.4 %(坪単価 -2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(出水駅)は -87.0 %(坪単価 -10.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 30.8 分 → 2022年 39.4 分、+28.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 4.8 % → 2022年 3.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鹿児島中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.9万円/坪(12.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -6.4%( -2.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 28 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった出水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -87.0%( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +350.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
九州新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出水駅 | 1.6万/坪 (206坪) | 12.6万/坪 (239坪) | 2.8万/坪 (157坪) |
川内駅 | 5.3万/坪 (152坪) | 9.2万/坪 (209坪) | 7.6万/坪 (148坪) |
鹿児島中央駅 | 40.9万/坪 (56.9坪) | 43.7万/坪 (73.2坪) | 43.6万/坪 (56.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鹿児島中央駅 40.9 万/坪(昨年同期比 -6.4 %)
鹿児島中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.9万円/坪(12.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -6.4%( -2.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 28 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.9 坪 (昨年 73.2 坪から -22.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.9 % → 2022年 3.6 %)
出水駅 1.6 万/坪(昨年同期比 -87.0 %)
出水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -87.0%( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +350.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 206.1 坪 (昨年 239.0 坪から -13.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.0 分 → 2022年 24.7 分、+64.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示