【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の北陸新幹線 (飯山駅～軽井沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -21.9％( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 133 件(１年前(2023年)に比べて -50.2％( -134件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 150.0 坪 (昨年 133.9 坪から +12.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。長野駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは上田駅で昨年に比べ -30.1 ％、坪単価は 8.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(飯山駅)は +4.2 ％(坪単価 +0.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上田駅)は -30.1 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.4 ％ → 2024年 0.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった軽井沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.5万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -12.1％( -6.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +4.2％( +0.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 北陸新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飯山駅 | 4.7万/坪 (138坪) | 4.5万/坪 (126坪) | 3.8万/坪 (133坪) |
| 長野駅 | 15.2万/坪 (117坪) | 16.0万/坪 (107坪) | 17.4万/坪 (115坪) |
| 上田駅 | 8.3万/坪 (117坪) | 11.9万/坪 (137坪) | 7.5万/坪 (136坪) |
| 佐久平駅 | 8.5万/坪 (195坪) | 10.0万/坪 (119坪) | 12.0万/坪 (99.0坪) |
| 軽井沢駅 | 47.5万/坪 (206坪) | 54.1万/坪 (220坪) | 19.1万/坪 (215坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
飯山駅 4.7 万/坪(昨年同期比 +4.2 ％)
飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +4.2％( +0.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 137.6 坪 (昨年 125.5 坪から +9.6 ％増)。
上田駅 8.3 万/坪(昨年同期比 -30.1 ％)
上田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -30.1％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2023年)に比べて -52.0％( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.2 坪 (昨年 137.2 坪から -14.6 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示