【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期の北陸新幹線 (飯山駅～軽井沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -26.1％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2023年)に比べて -58.6％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.9 坪 (昨年 144.5 坪から -18.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。佐久平駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは上田駅で昨年に比べ -43.1 ％、坪単価は 7.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(飯山駅)は +246.7 ％(坪単価 +3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上田駅)は -43.1 ％(坪単価 -5.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 41.6 分 → 2024年 56.7 分、+36.5 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -34.4％( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +246.7％( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 北陸新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飯山駅 | 5.5万/坪 (172坪) | 1.6万/坪 (153坪) | 4.0万/坪 (162坪) |
| 長野駅 | 14.3万/坪 (71.8坪) | 21.8万/坪 (102坪) | 15.3万/坪 (135坪) |
| 上田駅 | 7.5万/坪 (106坪) | 13.1万/坪 (128坪) | 6.0万/坪 (65.7坪) |
| 佐久平駅 | 8.1万/坪 (234坪) | 9.3万/坪 (144坪) | 8.1万/坪 (193坪) |
| 軽井沢駅 | - | 13.6万/坪 (211坪) | 16.7万/坪 (207坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
飯山駅 5.5 万/坪(昨年同期比 +246.7 ％)
飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +246.7％( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 172.4 坪 (昨年 152.8 坪から +12.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 37.5 分 → 2024年 49.5 分、+32.0 ％と大きく増加)
上田駅 7.5 万/坪(昨年同期比 -43.1 ％)
上田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -43.1％( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -64.3％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 106.5 坪 (昨年 128.3 坪から -17.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 45.2 分 → 2024年 37.4 分、-17.3 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示