【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の北陸新幹線 (飯山駅～軽井沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -20.4％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 79 件(１年前(2022年)に比べて -25.5％( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 157.1 坪 (昨年 105.4 坪から +49.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。飯山駅、上田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは飯山駅で昨年に比べ +53.7 ％、坪単価は 6.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(飯山駅)は +53.7 ％(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(佐久平駅)は -61.3 ％(坪単価 -9.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 35.7 分 → 2023年 51.7 分、+44.9 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -30.7％( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 41 件(１年前(2022年)に比べて +115.8％( +22件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐久平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -61.3％( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて -72.9％( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 北陸新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飯山駅 | 6.2万/坪 (96.8坪) | 4.0万/坪 (85.6坪) | 4.5万/坪 (277坪) |
| 長野駅 | 12.4万/坪 (99.4坪) | 17.8万/坪 (81.6坪) | 16.6万/坪 (126坪) |
| 上田駅 | 9.0万/坪 (228坪) | 7.5万/坪 (151坪) | 8.5万/坪 (142坪) |
| 佐久平駅 | 5.8万/坪 (155坪) | 15.1万/坪 (59.5坪) | 13.6万/坪 (62.9坪) |
| 軽井沢駅 | 11.0万/坪 (296坪) | 13.8万/坪 (260坪) | 18.4万/坪 (254坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
飯山駅 6.2 万/坪(昨年同期比 +53.7 ％)
飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.2万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +53.7％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 85.6 坪から +13.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 29.9 分 → 2023年 12.0 分、-59.8 ％と大きく減少)
佐久平駅 5.8 万/坪(昨年同期比 -61.3 ％)
佐久平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -61.3％( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて -72.9％( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 155.1 坪 (昨年 59.5 坪から +160.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 21.4 分 → 2023年 24.7 分、+15.5 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示