【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の関東鉄道常総線 (取手駅~下館駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.5万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +29.6%( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 61 件(1年前(2023年)に比べて -84.6%( -335件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.8 坪 (昨年 149.9 坪から -29.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。守谷駅、新守谷駅、騰波ノ江駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南守谷駅で昨年に比べ +120.7 %、坪単価は 39.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(南守谷駅、新取手駅)は +113.9 %(坪単価 +15.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(石下駅、宗道駅)は -83.9 %(坪単価 -2.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 52.8 分 → 2024年 47.3 分、-10.4 %と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 5.1 % → 2024年 3.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南守谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +120.7%( +21.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.13万円/坪(0.04万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -95.7%( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -94.1%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
関東鉄道常総線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
取手駅 | 14.3万/坪 (74.6坪) | 12.1万/坪 (137坪) | 16.0万/坪 (78.6坪) |
西取手駅 | - | 65.4万/坪 (39.3坪) | 8.9万/坪 (96.8坪) |
寺原駅 | 7.8万/坪 (99.8坪) | 8.6万/坪 (208坪) | 10.5万/坪 (170坪) |
新取手駅 | 17.1万/坪 (43.9坪) | 8.3万/坪 (78.3坪) | 15.4万/坪 (89.4坪) |
ゆめみ野駅 | - | 20.5万/坪 (82.1坪) | 12.8万/坪 (87.4坪) |
稲戸井駅 | - | 8.5万/坪 (144坪) | 12.3万/坪 (101坪) |
戸頭駅 | - | 19.0万/坪 (77.9坪) | 16.7万/坪 (88.9坪) |
南守谷駅 | 39.7万/坪 (52.9坪) | 18.0万/坪 (105坪) | 11.1万/坪 (160坪) |
守谷駅 | 19.0万/坪 (112坪) | 11.2万/坪 (155坪) | 12.8万/坪 (128坪) |
新守谷駅 | 26.7万/坪 (73.5坪) | 18.9万/坪 (122坪) | 18.2万/坪 (96.3坪) |
小絹駅 | 4.5万/坪 (66.6坪) | 13.2万/坪 (100坪) | 15.8万/坪 (80.0坪) |
水海道駅 | 2.7万/坪 (220坪) | 3.3万/坪 (87.7坪) | 4.3万/坪 (57.0坪) |
北水海道駅 | - | - | 5.5万/坪 (189坪) |
中妻駅 | - | 2.5万/坪 (180坪) | 5.0万/坪 (72.6坪) |
三妻駅 | - | 0.9万/坪 (193坪) | 2.5万/坪 (91.3坪) |
南石下駅 | - | - | 4.1万/坪 (166坪) |
石下駅 | 0.13万/坪 (157坪) | 3.0万/坪 (200坪) | 3.9万/坪 (114坪) |
玉村駅 | 3.1万/坪 (12.1坪) | - | 0.8万/坪 (121坪) |
宗道駅 | 0.9万/坪 (115坪) | 3.3万/坪 (163坪) | 2.8万/坪 (81.6坪) |
下妻駅 | 4.2万/坪 (127坪) | 3.9万/坪 (144坪) | 4.2万/坪 (127坪) |
大宝駅 | - | 4.2万/坪 (215坪) | 1.1万/坪 (162坪) |
騰波ノ江駅 | 1.0万/坪 (115坪) | 0.6万/坪 (243坪) | - |
黒子駅 | - | 1.9万/坪 (193坪) | 0.3万/坪 (352坪) |
大田郷駅 | - | 2.7万/坪 (208坪) | 4.5万/坪 (159坪) |
下館駅 | 2.7万/坪 (92.9坪) | 3.3万/坪 (150坪) | 4.1万/坪 (197坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南守谷駅 39.7 万/坪(昨年同期比 +120.7 %)
南守谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +120.7%( +21.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 105.2 坪から -49.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.1 分 → 2024年 11.0 分、-27.0 %と大きく減少)
新取手駅 17.1 万/坪(昨年同期比 +107.1 %)
新取手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.1万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +107.1%( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 78.3 坪から -44.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.6 分 → 2024年 9.0 分、-22.4 %と大きく減少)
石下駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -95.7 %)
石下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.13万円/坪(0.04万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -95.7%( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -94.1%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 200.2 坪から -21.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 36.8 分 → 2024年 60.0 分、+62.9 %と大きく増加)
宗道駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -72.0 %)
宗道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.28万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -72.0%( -2.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 162.9 坪から -29.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 38.7 分 → 2024年 75.0 分、+93.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示