【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期のJR八高線 (群馬藤岡駅～高崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -6.7％( -1.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 63 件(１年前(2021年)に比べて +14.5％( +8件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 147.9 坪 (昨年 132.0 坪から +12.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。倉賀野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは倉賀野駅で昨年に比べ +85.8 ％、坪単価は 16.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(倉賀野駅)は +85.8 ％(坪単価 +7.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北藤岡駅)は -83.1 ％(坪単価 -5.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.8 ％ → 2022年 3.2 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 23.4 分 → 2022年 29.3 分、+25.6 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.5万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -6.9％( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 19 件(１年前(2021年)に比べて +5.6％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北藤岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.1％( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR八高線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 群馬藤岡駅 | 4.0万/坪 (181坪) | 8.9万/坪 (170坪) | 7.5万/坪 (73.0坪) |
| 北藤岡駅 | 1.1万/坪 (276坪) | 6.3万/坪 (78.7坪) | 1.3万/坪 (19.7坪) |
| 倉賀野駅 | 16.2万/坪 (100坪) | 8.7万/坪 (145坪) | 10.4万/坪 (199坪) |
| 高崎駅 | 28.5万/坪 (135坪) | 30.6万/坪 (93.7坪) | 24.7万/坪 (124坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
倉賀野駅 16.2 万/坪(昨年同期比 +85.8 ％)
倉賀野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.2万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +85.8％( +7.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2021年)に比べて +12.5％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 100.4 坪 (昨年 144.5 坪から -30.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 25.5 分 → 2022年 22.6 分、-11.3 ％と減少)
北藤岡駅 1.1 万/坪(昨年同期比 -83.1 ％)
北藤岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.1％( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 276.0 坪 (昨年 78.7 坪から +251.0 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示