【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期の東武小泉線 (館林駅～太田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.1万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +50.6％( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 47 件(１年前(2019年)に比べて -17.5％( -10件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 145.3 坪 (昨年 164.7 坪から -11.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。館林駅、西小泉駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは篠塚駅で昨年に比べ +262.9 ％、坪単価は 3.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(篠塚駅、館林駅)は +150.4 ％(坪単価 +2.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(東小泉駅、竜舞駅)は -63.5 ％(坪単価 -4.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 3.5 ％ → 2020年 4.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -19.8％( -3.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2019年)に比べて +450.0％( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東小泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -81.8％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東武小泉線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 館林駅 | 9.7万/坪 (63.7坪) | 7.1万/坪 (132坪) | 8.9万/坪 (99.0坪) |
| 成島駅 | - | 1.6万/坪 (110坪) | - |
| 本中野駅 | 1.5万/坪 (303坪) | 1.5万/坪 (234坪) | 6.0万/坪 (103坪) |
| 篠塚駅 | 3.7万/坪 (133坪) | 1.0万/坪 (263坪) | 1.5万/坪 (133坪) |
| 東小泉駅 | 0.8万/坪 (363坪) | 4.2万/坪 (164坪) | 2.4万/坪 (169坪) |
| 小泉町駅 | 8.8万/坪 (514坪) | - | 8.6万/坪 (70.6坪) |
| 西小泉駅 | 10.4万/坪 (74.4坪) | 8.3万/坪 (151坪) | 7.9万/坪 (104坪) |
| 竜舞駅 | 7.6万/坪 (195坪) | 13.9万/坪 (104坪) | 7.6万/坪 (87.3坪) |
| 太田駅 | 12.5万/坪 (147坪) | 15.6万/坪 (218坪) | 10.9万/坪 (111坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
篠塚駅 3.7 万/坪(昨年同期比 +262.9 ％)
篠塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +262.9％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて -42.9％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 263.2 坪から -49.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 46.6 分 → 2020年 40.2 分、-13.6 ％と減少)
館林駅 9.7 万/坪(昨年同期比 +37.8 ％)
館林駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +37.8％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2019年)に比べて -23.5％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.7 坪 (昨年 131.6 坪から -51.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 18.9 分 → 2020年 21.1 分、+11.6 ％と増加)
東小泉駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -81.8 ％)
東小泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -81.8％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 164.4 坪から +120.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 24.0 分 → 2020年 60.0 分、+150.0 ％と大きく増加)
竜舞駅 7.6 万/坪(昨年同期比 -45.2 ％)
竜舞駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -45.2％( -6.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +125.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 195.3 坪 (昨年 103.6 坪から +88.5 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示