【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR奥羽本線 (院内駅～陣場駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.3万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +7.6％( +0.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 59 件(１年前(2023年)に比べて -42.2％( -43件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 103.8 坪 (昨年 112.4 坪から -7.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。追分駅、大館駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは横手駅で昨年に比べ -76.9 ％、坪単価は 1.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(八郎潟駅、土崎駅)は +109.2 ％(坪単価 +1.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(横手駅、湯沢駅)は -55.3 ％(坪単価 -2.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 29.3 分 → 2024年 26.1 分、-10.8 ％と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった秋田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +4.2％( +0.7万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 23 件(１年前(2023年)に比べて -30.3％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった横手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -76.9％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR奥羽本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 院内駅 | - | - | - |
| 横堀駅 | - | 1.5万/坪 (99.8坪) | - |
| 三関駅 | - | - | 0.7万/坪 (484坪) |
| 上湯沢駅 | - | - | - |
| 湯沢駅 | 2.8万/坪 (71.1坪) | 4.2万/坪 (91.5坪) | 2.7万/坪 (163坪) |
| 下湯沢駅 | - | - | - |
| 十文字駅 | 3.3万/坪 (189坪) | 3.2万/坪 (86.2坪) | 3.8万/坪 (72.6坪) |
| 醍醐駅 | - | 1.1万/坪 (43.9坪) | 0.6万/坪 (63.5坪) |
| 柳田駅 | - | 2.2万/坪 (281坪) | - |
| 横手駅 | 1.1万/坪 (99.3坪) | 4.9万/坪 (98.3坪) | 5.1万/坪 (95.9坪) |
| 後三年駅 | - | 1.0万/坪 (281坪) | 0.7万/坪 (207坪) |
| 飯詰駅 | - | 2.7万/坪 (88.7坪) | - |
| 大曲駅 | 5.3万/坪 (69.1坪) | 7.9万/坪 (97.2坪) | 8.6万/坪 (122坪) |
| 神宮寺駅 | - | - | - |
| 刈和野駅 | - | - | - |
| 峰吉川駅 | - | 0.6万/坪 (118坪) | - |
| 羽後境駅 | - | - | 0.04万/坪 (78.7坪) |
| 大張野駅 | - | - | 2.2万/坪 (130坪) |
| 和田駅 | - | - | 5.7万/坪 (56.7坪) |
| 四ツ小屋駅 | 15.9万/坪 (75.6坪) | - | 5.3万/坪 (218坪) |
| 秋田駅 | 16.3万/坪 (108坪) | 15.7万/坪 (97.3坪) | 15.6万/坪 (84.8坪) |
| 泉外旭川駅 | - | 15.7万/坪 (63.5坪) | 13.9万/坪 (69.6坪) |
| 土崎駅 | 8.1万/坪 (123坪) | 7.7万/坪 (104坪) | 8.1万/坪 (101坪) |
| 上飯島駅 | 1.5万/坪 (88.5坪) | - | 5.3万/坪 (72.6坪) |
| 追分駅 | 4.4万/坪 (107坪) | 4.9万/坪 (61.8坪) | 5.2万/坪 (243坪) |
| 大久保駅 | 4.7万/坪 (21.2坪) | - | - |
| 羽後飯塚駅 | - | - | - |
| 井川さくら駅 | - | - | 0.18万/坪 (200坪) |
| 八郎潟駅 | 4.3万/坪 (25.7坪) | 1.4万/坪 (228坪) | 3.2万/坪 (101坪) |
| 鯉川駅 | - | - | - |
| 鹿渡駅 | - | - | - |
| 森岳駅 | - | 0.5万/坪 (191坪) | - |
| 北金岡駅 | - | - | - |
| 東能代駅 | - | 4.5万/坪 (188坪) | 1.1万/坪 (303坪) |
| 鶴形駅 | - | - | - |
| 富根駅 | - | - | - |
| 二ツ井駅 | - | 0.7万/坪 (99.8坪) | - |
| 前山駅 | - | - | - |
| 鷹ノ巣駅 | - | - | 3.9万/坪 (166坪) |
| 糠沢駅 | - | - | - |
| 早口駅 | - | - | - |
| 下川沿駅 | - | - | - |
| 大館駅 | 3.9万/坪 (127坪) | 4.4万/坪 (185坪) | 5.2万/坪 (99.4坪) |
| 白沢駅 | - | - | - |
| 陣場駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八郎潟駅 4.3 万/坪(昨年同期比 +213.5 ％)
八郎潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +213.5％( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 228.4 坪から -88.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.0 分 → 2024年 16.0 分、-46.7 ％と大きく減少)
土崎駅 8.1 万/坪(昨年同期比 +5.0 ％)
土崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +5.0％( +0.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 123.0 坪 (昨年 104.3 坪から +18.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 19.2 分 → 2024年 14.5 分、-24.5 ％と大きく減少)
横手駅 1.1 万/坪(昨年同期比 -76.9 ％)
横手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -76.9％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.3 坪 (昨年 98.3 坪から +1.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 28.6 分 → 2024年 89.3 分、+212.1 ％と大きく増加)
湯沢駅 2.8 万/坪(昨年同期比 -33.6 ％)
湯沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -33.6％( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 91.5 坪から -22.3 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示