【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR奥羽本線 (福島駅～庭坂駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +44.5％( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 63 件(１年前(2023年)に比べて -64.4％( -114件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.2 坪 (昨年 133.2 坪から -25.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。福島駅、笹木野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは福島駅で昨年に比べ +51.3 ％、坪単価は 24.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(福島駅)は +51.3 ％(坪単価 +8.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(庭坂駅)は -7.0 ％(坪単価 -0.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 38.8 分 → 2024年 28.7 分、-25.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.6 ％ → 2024年 3.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.3万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +51.3％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 57 件(１年前(2023年)に比べて -64.6％( -104件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった庭坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -7.0％( -0.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR奥羽本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福島駅 | 24.3万/坪 (94.1坪) | 16.0万/坪 (134坪) | 18.4万/坪 (127坪) |
| 笹木野駅 | 23.0万/坪 (69.6坪) | 17.1万/坪 (108坪) | 13.2万/坪 (130坪) |
| 庭坂駅 | 4.2万/坪 (162坪) | 4.5万/坪 (142坪) | 4.2万/坪 (142坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福島駅 24.3 万/坪(昨年同期比 +51.3 ％)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.3万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +51.3％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 57 件(１年前(2023年)に比べて -64.6％( -104件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.1 坪 (昨年 134.1 坪から -29.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 40.2 分 → 2024年 27.9 分、-30.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.6 ％ → 2024年 3.5 ％)
庭坂駅 4.2 万/坪(昨年同期比 -7.0 ％)
庭坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -7.0％( -0.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 161.5 坪 (昨年 142.2 坪から +13.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 34.6 分 → 2024年 39.8 分、+15.1 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示