【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期のJR奥羽本線 (福島駅～庭坂駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.8万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -43.1％( -8.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 72 件(１年前(2022年)に比べて +94.6％( +35件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 177.9 坪 (昨年 115.6 坪から +53.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(庭坂駅)は +164.2 ％(坪単価 +5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(笹木野駅)は -62.7 ％(坪単価 -11.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 27.7 分 → 2023年 48.0 分、+73.5 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -46.8％( -9.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 68 件(１年前(2022年)に比べて +112.5％( +36件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった笹木野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -62.7％( -11.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR奥羽本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福島駅 | 11.0万/坪 (179坪) | 20.6万/坪 (116坪) | 21.0万/坪 (85.5坪) |
| 笹木野駅 | 6.6万/坪 (333坪) | 17.7万/坪 (81.7坪) | 12.0万/坪 (125坪) |
| 庭坂駅 | 9.2万/坪 (74.1坪) | 3.5万/坪 (135坪) | 5.2万/坪 (316坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
庭坂駅 9.2 万/坪(昨年同期比 +164.2 ％)
庭坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +164.2％( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 135.1 坪から -45.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.7 分 → 2023年 33.0 分、+33.8 ％と大きく増加)
笹木野駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -62.7 ％)
笹木野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -62.7％( -11.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 81.7 坪から +307.4 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示