【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期のJR筑豊本線 (若松駅～原田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +52.2％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 94 件(１年前(2018年)に比べて +1.1％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均土地面積は 135.3 坪 (昨年 125.3 坪から +7.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。本城駅、東水巻駅、直方駅、鯰田駅、新飯塚駅、原田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは飯塚駅で昨年に比べ +736.4 ％、坪単価は 8.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(飯塚駅、桂川駅)は +471.8 ％(坪単価 +5.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小竹駅、筑前垣生駅)は -87.7 ％(坪単価 -3.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 33.1 分 → 2019年 27.2 分、-17.8 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 2.2 ％ → 2019年 1.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった原田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +41.5％( +12.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小竹駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.20万円/坪(0.06万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -90.6％( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR筑豊本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 若松駅 | 9.3万/坪 (67.9坪) | 23.9万/坪 (44.4坪) | 15.2万/坪 (88.9坪) |
| 藤ノ木駅 | - | 6.8万/坪 (49.9坪) | 15.9万/坪 (75.6坪) |
| 奥洞海駅 | - | - | - |
| 二島駅 | 4.2万/坪 (242坪) | 11.6万/坪 (99.8坪) | 6.3万/坪 (110坪) |
| 本城駅 | 21.1万/坪 (72.6坪) | 13.4万/坪 (102坪) | 19.9万/坪 (126坪) |
| 折尾駅 | 19.3万/坪 (125坪) | 18.5万/坪 (130坪) | 19.6万/坪 (129坪) |
| 東水巻駅 | 11.3万/坪 (59.7坪) | 8.1万/坪 (143坪) | 0.4万/坪 (69.6坪) |
| 中間駅 | - | 8.4万/坪 (78.7坪) | 6.1万/坪 (331坪) |
| 筑前垣生駅 | 0.9万/坪 (240坪) | 5.8万/坪 (253坪) | 8.9万/坪 (45.4坪) |
| 鞍手駅 | 4.4万/坪 (231坪) | - | 4.4万/坪 (133坪) |
| 筑前植木駅 | 3.1万/坪 (186坪) | 4.7万/坪 (54.1坪) | 4.1万/坪 (393坪) |
| 新入駅 | 1.4万/坪 (72.6坪) | 2.6万/坪 (151坪) | 2.4万/坪 (61.3坪) |
| 直方駅 | 6.7万/坪 (214坪) | 4.1万/坪 (121坪) | 4.8万/坪 (228坪) |
| 勝野駅 | 1.8万/坪 (135坪) | 3.1万/坪 (163坪) | 1.9万/坪 (138坪) |
| 小竹駅 | 0.20万/坪 (454坪) | 2.1万/坪 (65.3坪) | 3.3万/坪 (121坪) |
| 鯰田駅 | 5.3万/坪 (119坪) | 2.9万/坪 (231坪) | 3.1万/坪 (92.3坪) |
| 浦田駅 | 10.6万/坪 (90.8坪) | - | 12.2万/坪 (75.6坪) |
| 新飯塚駅 | 10.1万/坪 (123坪) | 7.7万/坪 (112坪) | 5.7万/坪 (96.8坪) |
| 飯塚駅 | 8.3万/坪 (57.5坪) | 1.0万/坪 (60.5坪) | 4.6万/坪 (193坪) |
| 天道駅 | - | 5.0万/坪 (303坪) | 8.4万/坪 (57.5坪) |
| 桂川駅 | 6.4万/坪 (81.7坪) | 2.1万/坪 (179坪) | 3.0万/坪 (167坪) |
| 上穂波駅 | - | - | - |
| 筑前内野駅 | - | - | - |
| 筑前山家駅 | - | - | 9.5万/坪 (215坪) |
| 原田駅 | 41.3万/坪 (123坪) | 29.2万/坪 (106坪) | 26.8万/坪 (132坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
飯塚駅 8.3 万/坪(昨年同期比 +736.4 ％)
飯塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +736.4％( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 60.5 坪から -5.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 20.8 分、-30.8 ％と大きく減少)
桂川駅 6.4 万/坪(昨年同期比 +207.2 ％)
桂川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +207.2％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 178.9 坪から -54.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 60.1 分 → 2019年 23.7 分、-60.6 ％と大きく減少)
小竹駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -90.6 ％)
小竹駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.20万円/坪(0.06万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -90.6％( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 453.8 坪 (昨年 65.3 坪から +594.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 28.6 分 → 2019年 65.0 分、+127.3 ％と大きく増加)
筑前垣生駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -84.9 ％)
筑前垣生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.27万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -84.9％( -4.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 239.7 坪 (昨年 252.6 坪から -5.1 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示