【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜12月期の山陽新幹線 (小倉駅~博多駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +65.0%( +58.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 31 件(1年前(2022年)に比べて +14.8%( +4件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 67.3 坪 (昨年 95.3 坪から -29.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。小倉駅、博多駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは博多駅で昨年に比べ +59.8 %、坪単価は 296 万円/坪となった。
上位 1 駅(博多駅)は +59.8 %(坪単価 +110.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小倉駅)は +23.9 %(坪単価 +8.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 22.2 分 → 2023年 16.4 分、-26.3 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 296万円/坪(89.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +59.8%( +110.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて +30.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.4万円/坪(12.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +23.9%( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2022年)に比べて +5.9%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小倉駅 | 42.4万/坪 (61.8坪) | 34.2万/坪 (98.8坪) | 41.6万/坪 (63.5坪) |
博多駅 | 296万/坪 (74.9坪) | 185万/坪 (89.4坪) | 175万/坪 (47.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
博多駅 295.8 万/坪(昨年同期比 +59.8 %)
博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 296万円/坪(89.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +59.8%( +110.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて +30.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 74.9 坪 (昨年 89.4 坪から -16.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 17.8 分 → 2023年 13.0 分、-27.0 %と大きく減少)
小倉駅 42.4 万/坪(昨年同期比 +23.9 %)
小倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.4万円/坪(12.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +23.9%( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2022年)に比べて +5.9%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 61.8 坪 (昨年 98.8 坪から -37.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 24.8 分 → 2023年 18.8 分、-24.2 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示