【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の東京メトロ銀座線 (渋谷駅~浅草駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,226万円/坪(371万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +74.5%( +523.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -61.5%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 67.5 坪 (昨年 44.2 坪から +52.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。表参道駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは浅草駅で昨年に比べ +208.2 %、坪単価は 707 万円/坪となった。
上位 1 駅(浅草駅)は +208.2 %(坪単価 +477.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(表参道駅)は +14.9 %(坪単価 +118.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.5 分 → 2023年 5.2 分、-39.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 15.4 % → 2023年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 23.1 % → 2023年 20.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった表参道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 912万円/坪(276万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +14.9%( +118.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった浅草駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 707万円/坪(214万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +208.2%( +477.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
東京メトロ銀座線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
渋谷駅 | 2,893万/坪 (121坪) | - | 475万/坪 (21.9坪) |
表参道駅 | 912万/坪 (75.6坪) | 793万/坪 (22.7坪) | 661万/坪 (37.8坪) |
外苑前駅 | - | 1,140万/坪 (76.4坪) | - |
青山一丁目駅 | - | - | - |
赤坂見附駅 | - | - | - |
溜池山王駅 | - | 463万/坪 (15.1坪) | - |
虎ノ門駅 | - | - | - |
新橋駅 | - | - | - |
銀座駅 | - | - | - |
京橋駅 | - | - | - |
日本橋駅 | - | - | - |
三越前駅 | - | - | - |
神田駅 | - | 2,404万/坪 (33.3坪) | 756万/坪 (10.6坪) |
末広町駅 | 708万/坪 (21.2坪) | - | - |
上野広小路駅 | - | - | - |
上野駅 | - | 717万/坪 (52.9坪) | - |
稲荷町駅 | - | - | - |
田原町駅 | - | 616万/坪 (66.6坪) | - |
浅草駅 | 707万/坪 (43.9坪) | 229万/坪 (35.7坪) | 298万/坪 (46.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浅草駅 706.8 万/坪(昨年同期比 +208.2 %)
浅草駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 707万円/坪(214万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +208.2%( +477.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 35.7 坪から +22.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.2 分 → 2023年 1.0 分、-93.0 %と大きく減少)
表参道駅 911.9 万/坪(昨年同期比 +14.9 %)
表参道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 912万円/坪(276万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +14.9%( +118.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 22.7 坪から +233.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 8.0 分 → 2023年 7.0 分、-12.5 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示