【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期のJR上越線 (土樽駅~宮内駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +14.4%( +0.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2022年)に比べて -53.1%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.1 坪 (昨年 106.6 坪から -22.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。越後湯沢駅、六日町駅、小千谷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは宮内駅で昨年に比べ +133.5 %、坪単価は 18.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(宮内駅、小千谷駅)は +111.9 %(坪単価 +7.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(五日町駅、小出駅)は -58.0 %(坪単価 -2.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 22.6 分 → 2023年 20.3 分、-10.1 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +133.5%( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -94.4%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった五日町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.24万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -62.9%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR上越線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
土樽駅 | - | - | - |
越後中里駅 | - | - | - |
岩原スキー場前駅 | - | - | - |
越後湯沢駅 | 6.0万/坪 (34.8坪) | 3.6万/坪 (133坪) | 4.3万/坪 (160坪) |
石打駅 | - | - | - |
大沢駅 | 1.9万/坪 (101坪) | - | - |
上越国際スキー場前駅 | - | - | - |
塩沢駅 | - | 1.3万/坪 (123坪) | 4.9万/坪 (287坪) |
六日町駅 | 7.5万/坪 (40.1坪) | 5.5万/坪 (121坪) | 5.8万/坪 (116坪) |
五日町駅 | 0.8万/坪 (251坪) | 2.1万/坪 (158坪) | 1.0万/坪 (107坪) |
浦佐駅 | - | - | 3.0万/坪 (139坪) |
八色駅 | - | - | - |
小出駅 | 3.1万/坪 (194坪) | 6.7万/坪 (62.5坪) | 5.1万/坪 (69.0坪) |
越後堀之内駅 | 1.9万/坪 (103坪) | - | 5.8万/坪 (114坪) |
北堀之内駅 | - | - | - |
越後川口駅 | - | - | - |
小千谷駅 | 7.9万/坪 (65.3坪) | 4.1万/坪 (81.2坪) | 5.5万/坪 (80.8坪) |
越後滝谷駅 | - | 6.3万/坪 (63.5坪) | - |
宮内駅 | 18.3万/坪 (52.9坪) | 7.8万/坪 (101坪) | 12.3万/坪 (80.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宮内駅 18.3 万/坪(昨年同期比 +133.5 %)
宮内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +133.5%( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -94.4%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 101.0 坪から -47.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 18.8 分 → 2023年 14.0 分、-25.7 %と大きく減少)
小千谷駅 7.9 万/坪(昨年同期比 +90.3 %)
小千谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +90.3%( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 65.3 坪 (昨年 81.2 坪から -19.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 29.8 分 → 2023年 20.7 分、-30.7 %と大きく減少)
五日町駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -62.9 %)
五日町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.24万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -62.9%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 251.1 坪 (昨年 158.3 坪から +58.6 %増)。
小出駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -53.1 %)
小出駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -53.1%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 193.6 坪 (昨年 62.5 坪から +209.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 21.7 分、-27.8 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示