【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の上越新幹線 (越後湯沢駅～新潟駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.3万円/坪(8.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +33.0％( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(１年前(2023年)に比べて -71.1％( -69件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.4 坪 (昨年 85.9 坪から +1.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。燕三条駅、新潟駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは燕三条駅で昨年に比べ +59.9 ％、坪単価は 15.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(燕三条駅)は +59.9 ％(坪単価 +5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(越後湯沢駅)は -48.9 ％(坪単価 -5.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.1 ％ → 2024年 3.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +20.3％( +6.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越後湯沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -48.9％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 上越新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 越後湯沢駅 | 5.3万/坪 (169坪) | 10.4万/坪 (47.6坪) | 2.2万/坪 (49.2坪) |
| 浦佐駅 | - | 5.2万/坪 (63.5坪) | 6.1万/坪 (63.5坪) |
| 長岡駅 | 16.0万/坪 (58.5坪) | 14.5万/坪 (83.5坪) | 15.4万/坪 (88.0坪) |
| 燕三条駅 | 15.3万/坪 (141坪) | 9.6万/坪 (303坪) | 11.7万/坪 (135坪) |
| 新潟駅 | 37.8万/坪 (83.3坪) | 31.4万/坪 (85.8坪) | 32.6万/坪 (76.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
燕三条駅 15.3 万/坪(昨年同期比 +59.9 ％)
燕三条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +59.9％( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 141.2 坪 (昨年 302.5 坪から -53.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.0 分 → 2024年 16.3 分、+444.4 ％と大きく増加)
越後湯沢駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -48.9 ％)
越後湯沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -48.9％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 169.4 坪 (昨年 47.6 坪から +255.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.5 分 → 2024年 14.0 分、+115.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示