【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅～直江津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +34.9％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(１年前(2021年)に比べて -63.2％( -67件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.5 坪 (昨年 125.4 坪から -30.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。北新井駅、上越妙高駅、春日山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは関山駅で昨年に比べ +163.8 ％、坪単価は 1.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(関山駅、直江津駅)は +141.6 ％(坪単価 +2.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(妙高高原駅、南高田駅)は -50.0 ％(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北新井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +87.8％( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった関山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +163.8％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 妙高はねうまライン | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 妙高高原駅 | 2.1万/坪 (239坪) | 4.5万/坪 (127坪) | 1.1万/坪 (215坪) |
| 関山駅 | 1.9万/坪 (87.7坪) | 0.7万/坪 (136坪) | 1.5万/坪 (96.8坪) |
| 二本木駅 | - | 1.0万/坪 (48.4坪) | 1.7万/坪 (28.7坪) |
| 新井駅 | 4.7万/坪 (79.0坪) | 4.5万/坪 (105坪) | 3.0万/坪 (247坪) |
| 北新井駅 | 8.7万/坪 (75.6坪) | 4.6万/坪 (176坪) | 8.2万/坪 (134坪) |
| 上越妙高駅 | 7.7万/坪 (90.8坪) | 4.2万/坪 (125坪) | 15.5万/坪 (96.8坪) |
| 南高田駅 | 4.2万/坪 (87.7坪) | 7.9万/坪 (67.1坪) | 8.5万/坪 (47.2坪) |
| 高田駅 | 6.5万/坪 (95.9坪) | 8.3万/坪 (98.1坪) | 5.5万/坪 (69.5坪) |
| 春日山駅 | 7.9万/坪 (70.3坪) | 4.5万/坪 (140坪) | 5.0万/坪 (70.2坪) |
| 直江津駅 | 8.4万/坪 (84.7坪) | 3.8万/坪 (134坪) | 7.3万/坪 (99.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
関山駅 1.9 万/坪(昨年同期比 +163.8 ％)
関山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +163.8％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 136.1 坪から -35.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.0 分 → 2022年 29.0 分、+81.2 ％と大きく増加)
直江津駅 8.4 万/坪(昨年同期比 +119.4 ％)
直江津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +119.4％( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -82.8％( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 133.7 坪から -36.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 31.1 分 → 2022年 24.4 分、-21.5 ％と大きく減少)
妙高高原駅 2.1 万/坪(昨年同期比 -53.4 ％)
妙高高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -53.4％( -2.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 239.0 坪 (昨年 127.1 坪から +88.1 ％増)。
南高田駅 4.2 万/坪(昨年同期比 -46.7 ％)
南高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -46.7％( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -83.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 67.1 坪から +30.8 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示