【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅~直江津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -12.1%( -0.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 85 件(1年前(2020年)に比べて +84.8%( +39件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 112.8 坪 (昨年 87.1 坪から +29.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。高田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高田駅で昨年に比べ +33.4 %、坪単価は 7.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(高田駅、上越妙高駅)は +25.2 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新井駅、南高田駅)は -55.8 %(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 6.5 % → 2021年 2.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった直江津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +13.0%( +1.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて +85.7%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -63.7%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +18件/坪)と大幅に増加しています。)。
妙高はねうまライン | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
妙高高原駅 | 0.5万/坪 (303坪) | - | - |
関山駅 | 3.5万/坪 (28.7坪) | - | - |
二本木駅 | - | - | - |
新井駅 | 1.1万/坪 (131坪) | 2.9万/坪 (60.8坪) | 5.1万/坪 (59.7坪) |
北新井駅 | 8.7万/坪 (247坪) | - | 4.3万/坪 (256坪) |
上越妙高駅 | 7.4万/坪 (52.9坪) | 6.3万/坪 (159坪) | 6.2万/坪 (128坪) |
南高田駅 | 3.1万/坪 (174坪) | 5.9万/坪 (116坪) | 9.6万/坪 (89.7坪) |
高田駅 | 7.1万/坪 (88.9坪) | 5.3万/坪 (81.1坪) | 7.0万/坪 (139坪) |
春日山駅 | 6.3万/坪 (120坪) | 9.1万/坪 (67.8坪) | 6.9万/坪 (124坪) |
直江津駅 | 10.1万/坪 (81.0坪) | 9.0万/坪 (86.2坪) | 7.8万/坪 (94.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高田駅 7.1 万/坪(昨年同期比 +33.4 %)
高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +33.4%( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 88.9 坪 (昨年 81.1 坪から +9.6 %増)。
上越妙高駅 7.4 万/坪(昨年同期比 +17.0 %)
上越妙高駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +17.0%( +1.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 158.8 坪から -66.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.8 分 → 2021年 22.8 分、+193.5 %と大きく増加)
新井駅 1.1 万/坪(昨年同期比 -63.7 %)
新井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -63.7%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +18件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 130.8 坪 (昨年 60.8 坪から +115.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 33.7 分 → 2021年 25.8 分、-23.4 %と大きく減少)
南高田駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -47.9 %)
南高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -47.9%( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 173.9 坪 (昨年 115.5 坪から +50.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.2 分 → 2021年 6.5 分、-62.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示