【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅～直江津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -16.3％( -1.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 106 件(１年前(2020年)に比べて +82.8％( +48件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 125.4 坪 (昨年 97.7 坪から +28.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。新井駅、高田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは妙高高原駅で昨年に比べ +319.0 ％、坪単価は 4.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(妙高高原駅、新井駅)は +185.5 ％(坪単価 +2.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(上越妙高駅、関山駅)は -61.2 ％(坪単価 -6.0 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +52.0％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2020年)に比べて -5.9％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった関山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -49.4％( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 妙高はねうまライン | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 妙高高原駅 | 4.5万/坪 (127坪) | 1.1万/坪 (215坪) | - |
| 関山駅 | 0.7万/坪 (136坪) | 1.5万/坪 (96.8坪) | - |
| 二本木駅 | 1.0万/坪 (48.4坪) | 1.7万/坪 (28.7坪) | 0.21万/坪 (92.8坪) |
| 新井駅 | 4.5万/坪 (105坪) | 3.0万/坪 (247坪) | 1.5万/坪 (36.3坪) |
| 北新井駅 | 4.6万/坪 (176坪) | 8.2万/坪 (134坪) | 7.4万/坪 (99.8坪) |
| 上越妙高駅 | 4.2万/坪 (125坪) | 15.5万/坪 (96.8坪) | 5.3万/坪 (91.5坪) |
| 南高田駅 | 7.9万/坪 (67.1坪) | 8.5万/坪 (47.2坪) | 7.1万/坪 (12.1坪) |
| 高田駅 | 8.3万/坪 (98.1坪) | 5.5万/坪 (69.5坪) | 8.7万/坪 (99.8坪) |
| 春日山駅 | 4.5万/坪 (140坪) | 5.0万/坪 (70.2坪) | 6.0万/坪 (99.2坪) |
| 直江津駅 | 3.8万/坪 (134坪) | 7.3万/坪 (99.2坪) | 9.8万/坪 (105坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
妙高高原駅 4.5 万/坪(昨年同期比 +319.0 ％)
妙高高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +319.0％( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 214.8 坪から -40.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 30.0 分 → 2021年 15.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
新井駅 4.5 万/坪(昨年同期比 +52.0 ％)
新井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +52.0％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +16.7％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 105.4 坪 (昨年 246.8 坪から -57.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 24.7 分 → 2021年 15.9 分、-35.7 ％と大きく減少)
上越妙高駅 4.2 万/坪(昨年同期比 -73.0 ％)
上越妙高駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -73.0％( -11.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 124.8 坪 (昨年 96.8 坪から +28.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 19.0 分 → 2021年 16.2 分、-14.5 ％と減少)
関山駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -49.4 ％)
関山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -49.4％( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 96.8 坪から +40.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 19.0 分 → 2021年 16.0 分、-15.8 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示