【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期の名鉄西尾線 (新安城駅~吉良吉田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.3万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -30.6%( -8.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 107 件(1年前(2019年)に比べて +87.7%( +50件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 135.0 坪 (昨年 86.4 坪から +56.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。堀内公園駅、桜町前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは堀内公園駅で昨年に比べ +34.3 %、坪単価は 27.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(堀内公園駅、桜町前駅)は +31.9 %(坪単価 +7.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(南桜井駅、南安城駅)は -61.9 %(坪単価 -28.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.3 % → 2020年 5.6 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 18.8 分 → 2020年 22.2 分、+18.5 %と増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.5 % → 2020年 0.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新安城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.8万円/坪(13.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -23.5%( -13.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった吉良吉田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -18.2%( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
名鉄西尾線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新安城駅 | 44.8万/坪 (67.6坪) | 58.6万/坪 (57.8坪) | 40.4万/坪 (172坪) |
北安城駅 | 41.7万/坪 (69.6坪) | - | - |
南安城駅 | 24.4万/坪 (194坪) | 58.3万/坪 (51.4坪) | 47.3万/坪 (71.8坪) |
碧海古井駅 | 44.1万/坪 (152坪) | 42.4万/坪 (107坪) | 36.1万/坪 (65.0坪) |
堀内公園駅 | 27.8万/坪 (82.2坪) | 20.7万/坪 (194坪) | 23.6万/坪 (169坪) |
桜井駅 | 34.0万/坪 (81.7坪) | 37.3万/坪 (94.6坪) | 35.7万/坪 (114坪) |
南桜井駅 | 12.2万/坪 (221坪) | 35.4万/坪 (21.2坪) | 38.1万/坪 (39.3坪) |
米津駅 | 20.4万/坪 (197坪) | 19.2万/坪 (63.0坪) | 23.3万/坪 (140坪) |
桜町前駅 | 33.9万/坪 (70.1坪) | 26.2万/坪 (74.4坪) | 12.0万/坪 (230坪) |
西尾口駅 | 22.2万/坪 (163坪) | 28.6万/坪 (71.5坪) | 19.5万/坪 (89.2坪) |
西尾駅 | 15.9万/坪 (163坪) | 23.2万/坪 (97.4坪) | 24.2万/坪 (140坪) |
福地駅 | 12.8万/坪 (123坪) | 11.7万/坪 (29.1坪) | 10.3万/坪 (94.9坪) |
上横須賀駅 | 13.7万/坪 (151坪) | 14.8万/坪 (131坪) | 7.6万/坪 (200坪) |
吉良吉田駅 | 7.7万/坪 (79.9坪) | 9.4万/坪 (113坪) | 6.5万/坪 (127坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
堀内公園駅 27.8 万/坪(昨年同期比 +34.3 %)
堀内公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +34.3%( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 82.2 坪 (昨年 193.6 坪から -57.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.0 分 → 2020年 19.3 分、+141.7 %と大きく増加)
桜町前駅 33.9 万/坪(昨年同期比 +29.5 %)
桜町前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.9万円/坪(10.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +29.5%( +7.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.1 坪 (昨年 74.4 坪から -5.8 %減)。
南桜井駅 12.2 万/坪(昨年同期比 -65.6 %)
南桜井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -65.6%( -23.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 220.8 坪 (昨年 21.2 坪から +942.9 %増)。
南安城駅 24.4 万/坪(昨年同期比 -58.2 %)
南安城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -58.2%( -34.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 193.6 坪 (昨年 51.4 坪から +276.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.0 分 → 2020年 17.7 分、+76.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示