【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期の名鉄河和線 (太田川駅～河和駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.2万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +21.5％( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 60 件(１年前(2020年)に比べて -3.2％( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.8 坪 (昨年 92.2 坪から +14.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。高横須賀駅、青山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは坂部駅で昨年に比べ +158.0 ％、坪単価は 25.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(坂部駅、阿久比駅)は +154.0 ％(坪単価 +16.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(植大駅、富貴駅)は -71.0 ％(坪単価 -20.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.5 ％ → 2021年 15.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.5万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +128.5％( +29.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった植大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -84.0％( -28.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 名鉄河和線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 太田川駅 | 51.5万/坪 (144坪) | 22.5万/坪 (133坪) | 25.2万/坪 (153坪) |
| 高横須賀駅 | 30.1万/坪 (107坪) | 15.3万/坪 (117坪) | 24.2万/坪 (46.9坪) |
| 南加木屋駅 | 24.1万/坪 (91.8坪) | 21.7万/坪 (140坪) | 26.1万/坪 (66.0坪) |
| 八幡新田駅 | 19.9万/坪 (155坪) | 22.0万/坪 (62.0坪) | 23.0万/坪 (69.6坪) |
| 巽ケ丘駅 | 22.2万/坪 (74.1坪) | 23.1万/坪 (75.6坪) | 21.5万/坪 (68.1坪) |
| 白沢駅 | - | 10.4万/坪 (56.0坪) | 27.0万/坪 (66.6坪) |
| 坂部駅 | 25.1万/坪 (59.7坪) | 9.7万/坪 (48.4坪) | - |
| 阿久比駅 | 29.9万/坪 (46.9坪) | 11.9万/坪 (68.1坪) | 27.1万/坪 (69.6坪) |
| 植大駅 | 5.5万/坪 (93.8坪) | 34.4万/坪 (37.8坪) | - |
| 半田口駅 | 12.1万/坪 (116坪) | 15.8万/坪 (88.9坪) | 15.0万/坪 (333坪) |
| 住吉町駅 | 23.1万/坪 (112坪) | 21.6万/坪 (278坪) | 21.8万/坪 (256坪) |
| 知多半田駅 | 31.7万/坪 (47.9坪) | 29.9万/坪 (74.1坪) | 27.0万/坪 (155坪) |
| 成岩駅 | 17.4万/坪 (72.6坪) | 21.6万/坪 (84.7坪) | 19.3万/坪 (119坪) |
| 青山駅 | 34.5万/坪 (203坪) | 17.6万/坪 (78.7坪) | 31.3万/坪 (68.8坪) |
| 上ゲ駅 | 11.0万/坪 (58.3坪) | 25.9万/坪 (48.4坪) | 20.3万/坪 (57.5坪) |
| 知多武豊駅 | 13.8万/坪 (97.4坪) | 13.6万/坪 (81.2坪) | 15.3万/坪 (176坪) |
| 富貴駅 | 8.9万/坪 (89.2坪) | 21.3万/坪 (46.9坪) | - |
| 河和口駅 | - | - | - |
| 河和駅 | 6.5万/坪 (185坪) | 10.2万/坪 (54.5坪) | 2.5万/坪 (36.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
坂部駅 25.1 万/坪(昨年同期比 +158.0 ％)
坂部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +158.0％( +15.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 48.4 坪から +23.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 25.5 分 → 2021年 19.0 分、-25.5 ％と大きく減少)
阿久比駅 29.9 万/坪(昨年同期比 +150.1 ％)
阿久比駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.9万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +150.1％( +17.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 68.1 坪から -31.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 18.5 分 → 2021年 15.0 分、-18.9 ％と減少)
植大駅 5.5 万/坪(昨年同期比 -84.0 ％)
植大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -84.0％( -28.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 37.8 坪から +148.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 9.0 分 → 2021年 22.0 分、+144.4 ％と大きく増加)
富貴駅 8.9 万/坪(昨年同期比 -58.1 ％)
富貴駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -58.1％( -12.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 46.9 坪から +90.3 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示