【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR高徳線 (阿波大宮駅～徳島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +22.7％( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 33 件(１年前(2023年)に比べて -13.2％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 99.1 坪 (昨年 125.5 坪から -21.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。佐古駅、徳島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは徳島駅で昨年に比べ +81.1 ％、坪単価は 44.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(徳島駅、佐古駅)は +53.3 ％(坪単価 +12.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(板野駅、阿波川端駅)は -33.9 ％(坪単価 -2.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 32.9 分 → 2024年 24.9 分、-24.2 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった徳島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +81.1％( +19.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -41.7％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった板野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -35.3％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR高徳線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 阿波大宮駅 | - | - | - |
| 板野駅 | 2.7万/坪 (158坪) | 4.2万/坪 (148坪) | 5.1万/坪 (145坪) |
| 阿波川端駅 | 5.5万/坪 (187坪) | 8.2万/坪 (48.4坪) | 10.9万/坪 (177坪) |
| 板東駅 | 10.0万/坪 (84.7坪) | - | 6.7万/坪 (215坪) |
| 池谷駅 | - | - | - |
| 勝瑞駅 | 12.8万/坪 (118坪) | 15.0万/坪 (156坪) | 13.8万/坪 (116坪) |
| 吉成駅 | 18.4万/坪 (72.1坪) | 16.4万/坪 (210坪) | 15.5万/坪 (83.2坪) |
| 佐古駅 | 27.2万/坪 (44.2坪) | 21.6万/坪 (134坪) | 19.8万/坪 (100坪) |
| 徳島駅 | 44.4万/坪 (68.9坪) | 24.5万/坪 (74.4坪) | 20.0万/坪 (94.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
徳島駅 44.4 万/坪(昨年同期比 +81.1 ％)
徳島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +81.1％( +19.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -41.7％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 68.9 坪 (昨年 74.4 坪から -7.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 41.2 分 → 2024年 26.1 分、-36.5 ％と大きく減少)
佐古駅 27.2 万/坪(昨年同期比 +25.5 ％)
佐古駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.2万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +25.5％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 44.2 坪 (昨年 133.9 坪から -67.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.2 分 → 2024年 19.4 分、+27.2 ％と大きく増加)
板野駅 2.7 万/坪(昨年同期比 -35.3 ％)
板野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -35.3％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 157.8 坪 (昨年 148.4 坪から +6.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 39.2 分 → 2024年 46.3 分、+18.1 ％と増加)
阿波川端駅 5.5 万/坪(昨年同期比 -32.4 ％)
阿波川端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -32.4％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 186.8 坪 (昨年 48.4 坪から +285.9 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示