【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の三陸鉄道リアス線 (盛駅～久慈駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +26.7％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2022年)に比べて -76.5％( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.3 坪 (昨年 108.8 坪から -44.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。久慈駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは久慈駅で昨年に比べ +28.9 ％、坪単価は 6.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(久慈駅)は +28.9 ％(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宮古駅)は -4.5 ％(坪単価 -0.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 22.6 分 → 2023年 14.5 分、-35.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.9 ％ → 2023年 12.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった釜石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +1.2％( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった久慈駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +28.9％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 三陸鉄道リアス線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 盛駅 | 9.9万/坪 (66.6坪) | 10.2万/坪 (72.2坪) | 5.2万/坪 (107坪) |
| 陸前赤崎駅 | - | - | 4.3万/坪 (99.8坪) |
| 綾里駅 | - | - | - |
| 恋し浜駅 | - | - | - |
| 甫嶺駅 | - | - | - |
| 三陸駅 | - | 0.14万/坪 (215坪) | - |
| 吉浜駅 | - | - | - |
| 唐丹駅 | - | - | - |
| 平田駅 | 11.6万/坪 (56.0坪) | - | - |
| 釜石駅 | 14.5万/坪 (30.3坪) | 14.4万/坪 (69.6坪) | 26.6万/坪 (109坪) |
| 両石駅 | - | - | - |
| 鵜住居駅 | - | - | - |
| 大槌駅 | - | 3.4万/坪 (19.7坪) | 8.9万/坪 (100坪) |
| 吉里吉里駅 | - | 4.0万/坪 (81.7坪) | - |
| 浪板海岸駅 | - | - | - |
| 岩手船越駅 | - | 3.2万/坪 (130坪) | 7.1万/坪 (63.5坪) |
| 織笠駅 | - | - | - |
| 陸中山田駅 | - | 5.5万/坪 (43.9坪) | 7.9万/坪 (60.5坪) |
| 豊間根駅 | - | - | 0.7万/坪 (30.3坪) |
| 払川駅 | - | - | - |
| 津軽石駅 | - | - | 0.8万/坪 (124坪) |
| 八木沢・宮古短大駅 | - | - | - |
| 磯鶏駅 | - | 13.2万/坪 (75.6坪) | 9.4万/坪 (106坪) |
| 宮古駅 | 10.2万/坪 (166坪) | 10.7万/坪 (103坪) | 5.5万/坪 (111坪) |
| 山口団地駅 | - | 18.9万/坪 (333坪) | 13.5万/坪 (40.8坪) |
| 一の渡駅 | - | - | - |
| 田老駅 | - | - | - |
| 新田老駅 | - | 0.27万/坪 (257坪) | - |
| 摂待駅 | - | - | - |
| 岩泉小本駅 | - | 2.5万/坪 (59.0坪) | 2.1万/坪 (107坪) |
| 島越駅 | - | - | - |
| 田野畑駅 | - | - | - |
| 普代駅 | 1.0万/坪 (21.2坪) | - | - |
| 白井海岸駅 | - | - | - |
| 堀内駅 | - | - | - |
| 野田玉川駅 | - | - | - |
| 陸中野田駅 | - | 1.8万/坪 (114坪) | 7.1万/坪 (84.7坪) |
| 陸中宇部駅 | - | - | - |
| 久慈駅 | 6.5万/坪 (47.4坪) | 5.0万/坪 (119坪) | 4.2万/坪 (160坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
久慈駅 6.5 万/坪(昨年同期比 +28.9 ％)
久慈駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +28.9％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.4 坪 (昨年 118.9 坪から -60.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 26.1 分 → 2023年 20.0 分、-23.3 ％と大きく減少)
宮古駅 10.2 万/坪(昨年同期比 -4.5 ％)
宮古駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -4.5％( -0.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 166.4 坪 (昨年 102.9 坪から +61.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 24.5 分 → 2023年 4.0 分、-83.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示