【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR吉備線 (岡山駅～総社駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.6万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +48.8％( +13.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 74 件(１年前(2023年)に比べて -10.8％( -9件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 110.0 坪 (昨年 111.7 坪から -1.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岡山駅、備前三門駅、東総社駅、総社駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岡山駅で昨年に比べ +40.4 ％、坪単価は 51.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(岡山駅、総社駅)は +37.7 ％(坪単価 +9.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(足守駅、大安寺駅)は -68.1 ％(坪単価 -18.4 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.5万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +40.4％( +14.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 48 件(１年前(2023年)に比べて +2.1％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった足守駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -82.4％( -13.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR吉備線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岡山駅 | 51.5万/坪 (94.8坪) | 36.7万/坪 (110坪) | 28.5万/坪 (93.4坪) |
| 備前三門駅 | 28.9万/坪 (68.1坪) | 21.6万/坪 (69.6坪) | 40.1万/坪 (49.9坪) |
| 大安寺駅 | 19.8万/坪 (78.7坪) | 42.8万/坪 (51.4坪) | 28.9万/坪 (90.8坪) |
| 備前一宮駅 | - | 14.4万/坪 (231坪) | - |
| 吉備津駅 | - | 17.5万/坪 (103坪) | 12.4万/坪 (57.0坪) |
| 備中高松駅 | - | 7.8万/坪 (106坪) | 13.6万/坪 (150坪) |
| 足守駅 | 3.0万/坪 (192坪) | 16.8万/坪 (50.4坪) | 5.9万/坪 (181坪) |
| 服部駅 | 7.5万/坪 (130坪) | 12.1万/坪 (69.6坪) | 7.7万/坪 (127坪) |
| 東総社駅 | 12.8万/坪 (131坪) | 9.8万/坪 (86.2坪) | 10.8万/坪 (170坪) |
| 総社駅 | 16.9万/坪 (168坪) | 12.5万/坪 (114坪) | 16.5万/坪 (203坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岡山駅 51.5 万/坪(昨年同期比 +40.4 ％)
岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.5万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +40.4％( +14.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 48 件(１年前(2023年)に比べて +2.1％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均土地面積は 94.8 坪 (昨年 109.5 坪から -13.5 ％減)。
総社駅 16.9 万/坪(昨年同期比 +35.1 ％)
総社駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +35.1％( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2023年)に比べて -13.3％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 168.0 坪 (昨年 113.5 坪から +48.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 46.3 分 → 2024年 21.5 分、-53.6 ％と大きく減少)
足守駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -82.4 ％)
足守駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -82.4％( -13.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 192.1 坪 (昨年 50.4 坪から +281.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 21.0 分 → 2024年 25.5 分、+21.4 ％と大きく増加)
大安寺駅 19.8 万/坪(昨年同期比 -53.8 ％)
大安寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -53.8％( -23.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 51.4 坪から +52.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.0 分 → 2024年 13.0 分、+85.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示