【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の水島臨海鉄道 (倉敷市駅～三菱自工前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.7万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -9.1％( -1.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 21 件(１年前(2022年)に比べて -41.7％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 156.1 坪 (昨年 107.3 坪から +45.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。栄駅、常盤駅、水島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは水島駅で昨年に比べ +43.1 ％、坪単価は 9.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(水島駅、常盤駅)は +42.0 ％(坪単価 +3.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(福井駅、弥生駅)は -39.1 ％(坪単価 -8.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 5.6 ％ → 2023年 4.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった球場前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -6.5％( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -63.2％( -14.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 水島臨海鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 倉敷市駅 | - | - | - |
| 球場前駅 | 31.0万/坪 (86.2坪) | 33.2万/坪 (93.3坪) | 17.6万/坪 (137坪) |
| 西富井駅 | 18.8万/坪 (96.8坪) | 19.7万/坪 (134坪) | 27.4万/坪 (70.5坪) |
| 福井駅 | 8.5万/坪 (248坪) | 23.0万/坪 (79.8坪) | 19.6万/坪 (144坪) |
| 浦田駅 | - | 16.5万/坪 (90.8坪) | 17.3万/坪 (109坪) |
| 弥生駅 | 10.2万/坪 (171坪) | 12.0万/坪 (80.5坪) | 8.9万/坪 (210坪) |
| 栄駅 | 13.8万/坪 (110坪) | 10.8万/坪 (139坪) | 10.3万/坪 (251坪) |
| 常盤駅 | 16.6万/坪 (145坪) | 11.8万/坪 (64.5坪) | 13.9万/坪 (65.0坪) |
| 水島駅 | 9.2万/坪 (256坪) | 6.4万/坪 (109坪) | 10.9万/坪 (25.7坪) |
| 三菱自工前駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
水島駅 9.2 万/坪(昨年同期比 +43.1 ％)
水島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +43.1％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 256.4 坪 (昨年 108.9 坪から +135.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 22.0 分 → 2023年 25.4 分、+15.5 ％と増加)
常盤駅 16.6 万/坪(昨年同期比 +40.9 ％)
常盤駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +40.9％( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 64.5 坪から +125.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 22.0 分 → 2023年 18.8 分、-14.5 ％と減少)
福井駅 8.5 万/坪(昨年同期比 -63.2 ％)
福井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -63.2％( -14.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 248.1 坪 (昨年 79.8 坪から +210.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 19.5 分 → 2023年 9.0 分、-53.8 ％と大きく減少)
弥生駅 10.2 万/坪(昨年同期比 -15.1 ％)
弥生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -15.1％( -1.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 170.9 坪 (昨年 80.5 坪から +112.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.8 分 → 2023年 19.5 分、+64.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示