物件種別
対象路線
調査期間
土地
2022年第1四半期
2022年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2022年1月〜3月期の水島臨海鉄道 (倉敷市駅三菱自工前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +15.5%( +2.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 37 件(1年前(2021年)に比べて +2.8%( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均土地面積は 103.2 坪 (昨年 70.0 坪から +47.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。球場前駅栄駅水島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは栄駅で昨年に比べ +39.3 %、坪単価は 15.2 万円/坪となった。

上位 2 駅(栄駅球場前駅)は +38.5 %(坪単価 +5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(福井駅浦田駅)は -1.9 %(坪単価 -0.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.8 % → 2022年 5.4 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.7 分 → 2022年 20.9 分、+24.9 %と大きく増加)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西富井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.5万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +13.6%( +3.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった水島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +25.6%( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

水島臨海鉄道(沿線・駅ごとの土地について)
水島臨海鉄道現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
倉敷市駅---
球場前駅25.9万/坪
(79.0坪)
18.8万/坪
(83.9坪)
18.4万/坪
(62.8坪)
西富井駅31.5万/坪
(62.8坪)
27.7万/坪
(59.0坪)
19.6万/坪
(246坪)
福井駅22.2万/坪
(57.5坪)
23.4万/坪
(72.1坪)
-
浦田駅17.3万/坪
(149坪)
17.1万/坪
(78.7坪)
10.7万/坪
(70.3坪)
弥生駅12.9万/坪
(47.6坪)
10.9万/坪
(43.0坪)
12.4万/坪
(112坪)
栄駅15.2万/坪
(131坪)
10.9万/坪
(76.9坪)
14.1万/坪
(155坪)
常盤駅-14.6万/坪
(40.8坪)
14.1万/坪
(46.9坪)
水島駅9.4万/坪
(111坪)
7.5万/坪
(99.2坪)
12.6万/坪
(51.4坪)
三菱自工前駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

栄駅15.2 万/坪(昨年同期比 +39.3 %)

栄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +39.3%( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。

平均土地面積は 130.8 坪 (昨年 76.9 坪から +70.2 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 19.0 分 → 2022年 27.9 分、+46.6 %と大きく増加)

球場前駅25.9 万/坪(昨年同期比 +37.7 %)

球場前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.9万円/坪(7.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +37.7%( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 79.0 坪 (昨年 83.9 坪から -5.9 %減)。

福井駅22.2 万/坪(昨年同期比 -5.1 %)

福井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -5.1%( -1.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 72.1 坪から -20.3 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.0 分 → 2022年 15.7 分、+74.1 %と大きく増加)

浦田駅17.3 万/坪(昨年同期比 +1.3 %)

浦田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +1.3%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +450.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 149.1 坪 (昨年 78.7 坪から +89.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 25.0 分 → 2022年 18.7 分、-25.1 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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