【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期のJR東海道本線 (岐阜駅～美濃赤坂駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +3.0％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 254 件(１年前(2020年)に比べて +2.0％( +5件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均土地面積は 106.9 坪 (昨年 112.7 坪から -5.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岐阜駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは関ケ原駅で昨年に比べ +378.4 ％、坪単価は 2.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(関ケ原駅、岐阜駅)は +192.6 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(垂井駅、西岐阜駅)は -13.9 ％(坪単価 -1.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 0.8 ％ → 2021年 0.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岐阜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +6.8％( +1.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 129 件(１年前(2020年)に比べて +9.3％( +11件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった関ケ原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +378.4％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR東海道本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岐阜駅 | 18.5万/坪 (97.5坪) | 17.4万/坪 (98.1坪) | 15.6万/坪 (98.9坪) |
| 西岐阜駅 | 14.8万/坪 (118坪) | 16.5万/坪 (78.5坪) | 15.0万/坪 (78.4坪) |
| 穂積駅 | 8.9万/坪 (146坪) | 8.6万/坪 (165坪) | 9.7万/坪 (136坪) |
| 大垣駅 | 14.0万/坪 (105坪) | 14.9万/坪 (108坪) | 12.2万/坪 (103坪) |
| 垂井駅 | 7.7万/坪 (90.1坪) | 9.3万/坪 (79.3坪) | 7.9万/坪 (96.7坪) |
| 関ケ原駅 | 2.8万/坪 (145坪) | 0.6万/坪 (270坪) | 2.1万/坪 (59.6坪) |
| 美濃赤坂駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
関ケ原駅 2.8 万/坪(昨年同期比 +378.4 ％)
関ケ原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +378.4％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 270.2 坪から -46.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 35.3 分 → 2021年 13.0 分、-63.2 ％と大きく減少)
岐阜駅 18.5 万/坪(昨年同期比 +6.8 ％)
岐阜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +6.8％( +1.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 129 件(１年前(2020年)に比べて +9.3％( +11件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 97.5 坪 (昨年 98.1 坪から -0.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 0.8 ％ → 2021年 1.6 ％)
垂井駅 7.7 万/坪(昨年同期比 -17.7 ％)
垂井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -17.7％( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 18 件(１年前(2020年)に比べて +63.6％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 90.1 坪 (昨年 79.3 坪から +13.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 23.0 分 → 2021年 27.3 分、+18.6 ％と増加)
西岐阜駅 14.8 万/坪(昨年同期比 -10.1 ％)
西岐阜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.8万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -10.1％( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて +27.3％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 118.2 坪 (昨年 78.5 坪から +50.5 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示