【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の長良川鉄道越美南線 (美濃太田駅～北濃駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +6.4％( +0.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 33 件(１年前(2023年)に比べて -36.5％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 108.3 坪 (昨年 160.0 坪から -32.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。関口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは郡上八幡駅で昨年に比べ +177.2 ％、坪単価は 8.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(郡上八幡駅、大島駅)は +144.8 ％(坪単価 +3.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(せきてらす前駅、関市役所前駅)は -71.5 ％(坪単価 -6.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.8 ％ → 2024年 12.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -1.7％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北濃駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -45.2％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 長良川鉄道越美南線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美濃太田駅 | 9.8万/坪 (86.7坪) | 11.9万/坪 (156坪) | 10.8万/坪 (154坪) |
| 前平公園駅 | - | 7.4万/坪 (92.3坪) | 7.5万/坪 (231坪) |
| 加茂野駅 | - | 5.5万/坪 (123坪) | 5.2万/坪 (226坪) |
| 富加駅 | 5.8万/坪 (83.9坪) | 5.1万/坪 (95.8坪) | 1.5万/坪 (151坪) |
| 関富岡駅 | - | 3.2万/坪 (153坪) | 2.7万/坪 (196坪) |
| 関口駅 | 9.9万/坪 (113坪) | 8.0万/坪 (151坪) | 9.3万/坪 (188坪) |
| せきてらす前駅 | 1.8万/坪 (257坪) | 9.6万/坪 (154坪) | 3.9万/坪 (103坪) |
| 関駅 | 13.1万/坪 (86.2坪) | 13.3万/坪 (133坪) | 6.1万/坪 (135坪) |
| 関市役所前駅 | 3.7万/坪 (112坪) | 9.4万/坪 (84.7坪) | 8.6万/坪 (55.2坪) |
| 関下有知駅 | - | - | 6.6万/坪 (147坪) |
| 松森駅 | - | 7.0万/坪 (133坪) | 6.3万/坪 (127坪) |
| 美濃市駅 | 1.6万/坪 (94.3坪) | 2.0万/坪 (261坪) | 5.5万/坪 (172坪) |
| 梅山駅 | - | - | - |
| 湯の洞温泉口駅 | - | - | - |
| 母野駅 | - | - | - |
| 木尾駅 | - | - | - |
| 八坂駅 | - | - | - |
| 大矢駅 | - | - | - |
| 福野駅 | - | 1.8万/坪 (545坪) | - |
| 美並苅安駅 | - | 0.5万/坪 (275坪) | - |
| 赤池駅 | - | - | - |
| 深戸駅 | - | - | - |
| 相生駅 | - | - | - |
| 郡上八幡駅 | 8.5万/坪 (147坪) | 3.1万/坪 (192坪) | 7.7万/坪 (28.7坪) |
| 自然園前駅 | 3.0万/坪 (284坪) | 4.8万/坪 (72.6坪) | - |
| 山田駅 | - | - | - |
| 徳永駅 | - | - | 3.1万/坪 (31.8坪) |
| 郡上大和駅 | 1.0万/坪 (103坪) | - | - |
| 万場駅 | - | - | - |
| 上万場駅 | - | - | 3.4万/坪 (72.6坪) |
| 大中駅 | - | - | - |
| 大島駅 | 2.4万/坪 (78.7坪) | 1.1万/坪 (75.6坪) | - |
| 美濃白鳥駅 | 5.8万/坪 (39.3坪) | - | - |
| 白鳥高原駅 | - | - | - |
| 北濃駅 | 1.4万/坪 (72.6坪) | 2.5万/坪 (151坪) | 0.3万/坪 (116坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
郡上八幡駅 8.5 万/坪(昨年同期比 +177.2 ％)
郡上八幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +177.2％( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 147.2 坪 (昨年 192.4 坪から -23.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 27.2 分 → 2024年 23.7 分、-13.0 ％と減少)
大島駅 2.4 万/坪(昨年同期比 +112.4 ％)
大島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +112.4％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 75.6 坪から +4.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.0 分 → 2024年 14.0 分、+55.6 ％と大きく増加)
せきてらす前駅 1.8 万/坪(昨年同期比 -81.8 ％)
せきてらす前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -81.8％( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 257.1 坪 (昨年 154.3 坪から +66.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.0 分 → 2024年 30.0 分、+233.3 ％と大きく増加)
関市役所前駅 3.7 万/坪(昨年同期比 -61.2 ％)
関市役所前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -61.2％( -5.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 84.7 坪から +32.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.0 分 → 2024年 24.0 分、+84.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示