【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR山陰本線 (江崎駅～下関駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +43.3％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -89.5％( -154件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.6 坪 (昨年 115.2 坪から -32.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。下関駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは川棚温泉駅で昨年に比べ +151.2 ％、坪単価は 4.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(川棚温泉駅、下関駅)は +98.1 ％(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(長門三隅駅、玉江駅)は -66.6 ％(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.7 ％ → 2024年 11.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった下関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.4万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +45.0％( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長門三隅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -84.0％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 江崎駅 | - | 0.4万/坪 (229坪) | 0.6万/坪 (102坪) |
| 須佐駅 | - | - | 0.8万/坪 (192坪) |
| 宇田郷駅 | - | - | 0.8万/坪 (81.7坪) |
| 木与駅 | - | - | 0.8万/坪 (363坪) |
| 奈古駅 | - | 3.0万/坪 (65.0坪) | 2.1万/坪 (60.5坪) |
| 長門大井駅 | 4.1万/坪 (59.0坪) | - | - |
| 越ケ浜駅 | - | - | 3.5万/坪 (84.7坪) |
| 東萩駅 | - | 7.8万/坪 (139坪) | 7.0万/坪 (89.5坪) |
| 萩駅 | - | 5.0万/坪 (126坪) | 5.9万/坪 (193坪) |
| 玉江駅 | 2.6万/坪 (115坪) | 5.1万/坪 (110坪) | 6.0万/坪 (146坪) |
| 三見駅 | - | - | - |
| 飯井駅 | - | - | - |
| 長門三隅駅 | 0.4万/坪 (48.4坪) | 2.5万/坪 (139坪) | 2.3万/坪 (168坪) |
| 長門市駅 | - | 9.9万/坪 (124坪) | 5.4万/坪 (188坪) |
| 仙崎駅 | 4.6万/坪 (19.7坪) | 5.9万/坪 (140坪) | 5.3万/坪 (192坪) |
| 黄波戸駅 | - | 1.2万/坪 (57.5坪) | 1.7万/坪 (34.8坪) |
| 長門古市駅 | - | - | 1.9万/坪 (124坪) |
| 人丸駅 | - | 1.8万/坪 (250坪) | - |
| 伊上駅 | - | - | - |
| 長門粟野駅 | - | 2.9万/坪 (106坪) | 1.9万/坪 (69.6坪) |
| 阿川駅 | - | 1.5万/坪 (188坪) | - |
| 特牛駅 | - | - | 2.9万/坪 (75.6坪) |
| 滝部駅 | - | 1.1万/坪 (301坪) | 2.0万/坪 (130坪) |
| 長門二見駅 | - | - | - |
| 宇賀本郷駅 | - | 0.7万/坪 (99.8坪) | - |
| 湯玉駅 | - | - | 1.2万/坪 (172坪) |
| 小串駅 | - | 4.7万/坪 (85.7坪) | 0.5万/坪 (199坪) |
| 川棚温泉駅 | 4.6万/坪 (45.4坪) | 1.8万/坪 (80.5坪) | 4.4万/坪 (131坪) |
| 黒井村駅 | - | 1.8万/坪 (133坪) | 3.0万/坪 (115坪) |
| 梅ケ峠駅 | - | - | - |
| 吉見駅 | - | 6.2万/坪 (56.0坪) | 5.4万/坪 (141坪) |
| 福江駅 | - | - | 3.4万/坪 (209坪) |
| 安岡駅 | 14.7万/坪 (75.6坪) | 14.7万/坪 (76.9坪) | 14.0万/坪 (81.3坪) |
| 梶栗郷台地駅 | 15.9万/坪 (59.0坪) | 15.2万/坪 (73.4坪) | 16.5万/坪 (80.9坪) |
| 綾羅木駅 | - | 17.2万/坪 (146坪) | 16.0万/坪 (147坪) |
| 幡生駅 | 15.9万/坪 (118坪) | 15.9万/坪 (79.2坪) | 11.3万/坪 (95.5坪) |
| 下関駅 | 23.4万/坪 (62.3坪) | 16.1万/坪 (112坪) | 14.0万/坪 (86.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
川棚温泉駅 4.6 万/坪(昨年同期比 +151.2 ％)
川棚温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +151.2％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 80.5 坪から -43.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 25.8 分 → 2024年 21.0 分、-18.4 ％と減少)
下関駅 23.4 万/坪(昨年同期比 +45.0 ％)
下関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.4万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +45.0％( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 62.3 坪 (昨年 111.8 坪から -44.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 25.6 分 → 2024年 31.8 分、+24.2 ％と大きく増加)
長門三隅駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -84.0 ％)
長門三隅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -84.0％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 138.8 坪から -65.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 20.8 分 → 2024年 30.0 分、+44.6 ％と大きく増加)
玉江駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -49.1 ％)
玉江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -49.1％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -92.3％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 109.8 坪から +4.7 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示