【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR仙山線 (仙台駅～奥新川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.9万円/坪(9.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -24.0％( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 36 件(１年前(2022年)に比べて -26.5％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.2 坪 (昨年 100.4 坪から +4.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。東照宮駅、北仙台駅、陸前落合駅、愛子駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは北山駅で昨年に比べ +182.5 ％、坪単価は 48.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(北山駅、東照宮駅)は +132.6 ％(坪単価 +37.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(仙台駅、国見駅)は -60.7 ％(坪単価 -62.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 19.9 分 → 2023年 32.6 分、+63.9 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東照宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.8万円/坪(29.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +82.6％( +43.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった愛子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.7万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +33.4％( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -60.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR仙山線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 仙台駅 | 22.8万/坪 (131坪) | 136万/坪 (79.9坪) | 37.0万/坪 (121坪) |
| 東照宮駅 | 96.8万/坪 (124坪) | 53.0万/坪 (86.6坪) | 45.7万/坪 (55.5坪) |
| 北仙台駅 | 44.3万/坪 (102坪) | 33.2万/坪 (76.1坪) | 30.4万/坪 (70.1坪) |
| 北山駅 | 48.2万/坪 (71.1坪) | 17.1万/坪 (81.7坪) | 29.8万/坪 (65.0坪) |
| 東北福祉大前駅 | 29.8万/坪 (59.0坪) | 30.8万/坪 (49.5坪) | 38.9万/坪 (58.0坪) |
| 国見駅 | 19.5万/坪 (307坪) | 31.6万/坪 (136坪) | 26.3万/坪 (73.1坪) |
| 葛岡駅 | - | - | - |
| 陸前落合駅 | 21.8万/坪 (72.6坪) | 14.0万/坪 (179坪) | 23.1万/坪 (83.6坪) |
| 愛子駅 | 18.7万/坪 (70.3坪) | 14.0万/坪 (142坪) | 19.3万/坪 (113坪) |
| 陸前白沢駅 | - | - | 1.7万/坪 (211坪) |
| 熊ケ根駅 | - | - | 0.28万/坪 (363坪) |
| 作並駅 | - | - | 1.9万/坪 (103坪) |
| 奥新川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北山駅 48.2 万/坪(昨年同期比 +182.5 ％)
北山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.2万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +182.5％( +31.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 81.7 坪から -13.0 ％減)。
東照宮駅 96.8 万/坪(昨年同期比 +82.6 ％)
東照宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.8万円/坪(29.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +82.6％( +43.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 86.6 坪から +43.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 11.1 分 → 2023年 9.0 分、-19.2 ％と減少)
仙台駅 22.8 万/坪(昨年同期比 -83.2 ％)
仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -83.2％( -112.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて -14.3％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 131.1 坪 (昨年 79.9 坪から +64.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 41.9 分 → 2023年 86.3 分、+106.3 ％と大きく増加)
国見駅 19.5 万/坪(昨年同期比 -38.1 ％)
国見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.5万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -38.1％( -12.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 307.0 坪 (昨年 136.1 坪から +125.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 20.0 分 → 2023年 23.7 分、+18.3 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示