【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR仙山線 (仙台駅～奥新川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.3万円/坪(13.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +49.5％( +14.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 49 件(１年前(2021年)に比べて -2.0％( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。
平均土地面積は 100.4 坪 (昨年 97.7 坪から +2.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。国見駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは仙台駅で昨年に比べ +266.6 ％、坪単価は 136 万円/坪となった。
上位 2 駅(仙台駅、国見駅)は +143.4 ％(坪単価 +51.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(北山駅、陸前落合駅)は -41.0 ％(坪単価 -10.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 33.6 分 → 2022年 19.9 分、-40.9 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +266.6％( +98.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸前落合駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -39.3％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
| JR仙山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 仙台駅 | 136万/坪 (79.9坪) | 37.0万/坪 (121坪) | 142万/坪 (84.4坪) |
| 東照宮駅 | 53.0万/坪 (86.6坪) | 45.7万/坪 (55.5坪) | 61.4万/坪 (44.8坪) |
| 北仙台駅 | 33.2万/坪 (76.1坪) | 30.4万/坪 (70.1坪) | 46.6万/坪 (62.7坪) |
| 北山駅 | 17.1万/坪 (81.7坪) | 29.8万/坪 (65.0坪) | 21.0万/坪 (73.4坪) |
| 東北福祉大前駅 | 30.8万/坪 (49.5坪) | 38.9万/坪 (58.0坪) | 31.1万/坪 (61.3坪) |
| 国見駅 | 31.6万/坪 (136坪) | 26.3万/坪 (73.1坪) | 25.8万/坪 (84.7坪) |
| 葛岡駅 | - | - | - |
| 陸前落合駅 | 14.0万/坪 (179坪) | 23.1万/坪 (83.6坪) | 15.4万/坪 (80.9坪) |
| 愛子駅 | 14.0万/坪 (142坪) | 19.3万/坪 (113坪) | 17.8万/坪 (91.4坪) |
| 陸前白沢駅 | - | 1.7万/坪 (211坪) | 3.0万/坪 (60.5坪) |
| 熊ケ根駅 | - | 0.28万/坪 (363坪) | - |
| 作並駅 | - | 1.9万/坪 (103坪) | - |
| 奥新川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
仙台駅 135.5 万/坪(昨年同期比 +266.6 ％)
仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +266.6％( +98.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 79.9 坪 (昨年 121.4 坪から -34.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 83.9 分 → 2022年 41.9 分、-50.1 ％と大きく減少)
国見駅 31.6 万/坪(昨年同期比 +20.2 ％)
国見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +20.2％( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 73.1 坪から +86.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 22.3 分 → 2022年 20.0 分、-10.4 ％と減少)
北山駅 17.1 万/坪(昨年同期比 -42.8 ％)
北山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.1万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -42.8％( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 65.0 坪から +25.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 13.2 分、-55.8 ％と大きく減少)
陸前落合駅 14.0 万/坪(昨年同期比 -39.3 ％)
陸前落合駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -39.3％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 178.8 坪 (昨年 83.6 坪から +113.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 23.8 分 → 2022年 14.4 分、-39.5 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示