【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期の近鉄南大阪線 (二上山駅~橿原神宮前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +73.5%( +13.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -61.1%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 133.9 坪から -43.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。橿原神宮前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは橿原神宮前駅で昨年に比べ +78.4 %、坪単価は 51.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(橿原神宮前駅)は +78.4 %(坪単価 +22.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高田市駅)は -58.6 %(坪単価 -10.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.2 分 → 2023年 7.0 分、-56.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 11.1 % → 2023年 28.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった橿原神宮前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +78.4%( +22.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高田市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -58.6%( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄南大阪線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
二上山駅 | - | 10.2万/坪 (147坪) | - |
二上神社口駅 | - | - | - |
当麻寺駅 | - | - | 4.8万/坪 (115坪) |
磐城駅 | 23.6万/坪 (212坪) | - | 31.0万/坪 (48.4坪) |
尺土駅 | 18.3万/坪 (49.2坪) | 25.2万/坪 (84.3坪) | 13.4万/坪 (289坪) |
高田市駅 | 7.3万/坪 (40.8坪) | 17.7万/坪 (76.8坪) | 6.5万/坪 (145坪) |
浮孔駅 | - | 19.6万/坪 (81.7坪) | 19.8万/坪 (60.5坪) |
坊城駅 | - | 5.5万/坪 (439坪) | 1.8万/坪 (123坪) |
橿原神宮西口駅 | - | - | 23.1万/坪 (67.3坪) |
橿原神宮前駅 | 51.7万/坪 (59.5坪) | 29.0万/坪 (73.1坪) | 27.9万/坪 (96.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
橿原神宮前駅 51.7 万/坪(昨年同期比 +78.4 %)
橿原神宮前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +78.4%( +22.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 59.5 坪 (昨年 73.1 坪から -18.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.7 分 → 2023年 5.0 分、-65.9 %と大きく減少)
高田市駅 7.3 万/坪(昨年同期比 -58.6 %)
高田市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -58.6%( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 76.8 坪から -46.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.8 分 → 2023年 7.0 分、-20.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示