【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の近鉄長野線 (古市駅~河内長野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.5万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +180.9%( +39.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2023年)に比べて +5.3%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 73.8 坪 (昨年 150.7 坪から -51.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。河内長野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは富田林駅で昨年に比べ +1007.7 %、坪単価は 168 万円/坪となった。
上位 1 駅(富田林駅)は +1007.7 %(坪単価 +152.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(古市駅)は +18.6 %(坪単価 +5.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.9 分 → 2024年 18.6 分、+44.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 31.6 % → 2024年 25.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった富田林駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(50.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +1007.7%( +152.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった喜志駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.4万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +264.4%( +22.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
近鉄長野線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
古市駅 | 34.6万/坪 (59.4坪) | 29.2万/坪 (57.2坪) | 39.9万/坪 (43.9坪) |
喜志駅 | 30.4万/坪 (78.7坪) | 8.4万/坪 (132坪) | 19.7万/坪 (210坪) |
富田林駅 | 168万/坪 (110坪) | 15.2万/坪 (210坪) | 16.6万/坪 (125坪) |
富田林西口駅 | - | 40.1万/坪 (63.5坪) | 18.1万/坪 (35.5坪) |
川西駅 | - | 15.8万/坪 (336坪) | 37.2万/坪 (24.2坪) |
滝谷不動駅 | 6.6万/坪 (15.1坪) | - | - |
汐ノ宮駅 | 22.0万/坪 (42.4坪) | - | 27.2万/坪 (51.4坪) |
河内長野駅 | 37.8万/坪 (70.8坪) | 22.0万/坪 (180坪) | 35.8万/坪 (35.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
富田林駅 168.0 万/坪(昨年同期比 +1007.7 %)
富田林駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(50.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +1007.7%( +152.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.7 坪 (昨年 210.2 坪から -47.8 %減)。
古市駅 34.6 万/坪(昨年同期比 +18.6 %)
古市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.6万円/坪(10.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +18.6%( +5.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.4 坪 (昨年 57.2 坪から +3.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.0 分 → 2024年 11.0 分、+37.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示